デーブ大久保氏が明かすYouTube開設の理由 長男と二人三脚で制作 - SANSPO.COM(サンスポ)

デーブ大久保氏が明かすYouTube開設の理由 長男と二人三脚で制作

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YouTubeの収録に臨むデーブ大久保氏(左)と石川愛=東京都新宿区(撮影・加藤圭祐)  プロ野球・楽天の元監督でサンケイスポーツ専属評論家のデーブ大久保氏(53)が、6月6日にYouTubeに「デーブ大久保チャンネル」を開設し、話題を呼んでいる。1カ月で1万8000を超えるチャンネル登録があり、大久保氏は「目標はまず3万。夢は100万登録です」と意気込んでいる。

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 チャンネルは、プロ野球に35年にわたり携わってきた豊富な経験と人脈を生かした内容。巨人監督時代の長嶋茂雄氏がホテルで見せた素の姿、執行猶予が明け夜中に電話してきた清原和博氏に大久保氏が取った対応、真面目に投げ続けたあまり引退後はキャッチボールもできなくなった大投手の話など、状況が鮮やかに思い浮かぶようなトークを展開している。

 とっておきの球界の秘話に加え、打撃が上達する極意をコーチしたり、俳優の宅麻伸や柳葉敏郎が登場して交友の裏話を明かしたりするなど、ユニークな企画も多い。

 大久保氏が「自分のお父さんみたいな人」と慕う元DeNA監督の中畑清氏も球界からのゲスト第1号として近く出演する予定。「長嶋さんについて、中畑さんがしてくれた話は、自分が聞いた中で一番感動したエピソード」と大久保氏は話しており注目だ。

 チャンネル開設のきっかけは猛威を振るう新型コロナウイルスだった。対応にあたる医療従事者への支援などのため、球界から巨人・原辰徳監督らが高額の寄付。大久保氏も自分にできることを考えたが、プロ野球の開幕延期でテレビの解説はなくなり、経営する東京・新橋の居酒屋「肉蔵でーぶ」の収入も激減。「自分にできることはお金じゃなく、人を楽しませることだと気づいた。それで家族で話しているうちに、YouTubeを思いついた」という。

 制作は東京都内を中心に、長男・泰成さん(29)と二人三脚で家内工業的に行われている。撮影は泰成さんが据えたスマートフォン一つ。その前で大久保氏とアシスタントの石川愛さんが表情豊かに話を進めていく。大久保氏は「現役時代から忙しくて息子と話す時間が少なかったけれど、YouTubeを始めてから本当によく話すようになった。それが一番うれしいね。この間なんか、チャンネルの相談で、1日に21回も電話していた」と明かす。

 「2週間でチャンネル登録が1万を超えたときはうれしかった。手応えを感じています」と泰成さん。球界関係者が開設したYouTubeのチャンネルは数多いが「評論家として取材だけは、誰にも負けないように頑張った」という大久保氏の努力が一風変わった内容を支え、支持を集めているようだ。

 53歳での新たな挑戦。「ぜひ『デーブ大久保チャンネル』を検索して視聴してほしい。そして、できればチャンネル登録を」と燃えている。

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