阪神・西勇、やったぜ今季初星!得意マツダで熱投122球8回3失点 - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神・西勇、やったぜ今季初星!得意マツダで熱投122球8回3失点

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これぞエースの投球! 西勇が8イニングを投げ、今季初勝利だ(撮影・松永渉平)  (セ・リーグ、広島3-8阪神、2回戦、阪神2勝、5日、マツダ)捕手とのサインの交換も内野との会話も楽しむように、笑顔でマウンドを守った。不運の開幕投手に、ようやく援護。阪神・西勇が3度目の好投で今季初白星を手にした。

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 「流れを感じながら、チームの得点も意気に感じて、最少失点で切り抜けられるように頑張りました」

 二回に先制を許したが、なおも1死一、三塁を切り抜けた。田中広をスライダーで空振り三振。遠藤を右飛に打ち取り、直後に味方が逆転した。五回までに6点リードをもらい、今季チーム最長の8回を122球で6安打3失点。111球を投じて迎えた八回も打席に立つと、最後の投球も三者凡退で締めた。

 「(援護が)あるとないでは全然違う。気楽というか、自分のペースで投げられました」

 開幕投手を務めた6月19日の巨人戦(東京ドーム)は6回1失点で、プロ初本塁打など2打点も挙げた。同26日のDeNA戦(横浜)も7回1失点。ただ、2試合で野手の援護は0点。試合前時点ではリーグトップの防御率1・38を残しながら未勝利だった右腕は、やっと得た援護の“お返し”に、9連戦の2試合目で救援陣を休ませた。

 「点数もたくさん取ってもらった。長いイニングを投げるというのは、先発の役目。最低限の仕事をしただけかな」

 今季は投球イニング数に強いこだわりを持つ。移籍1年目の昨季は10勝も、1完投に不満をこぼした(26試合登板で172回1/3)。個人はもちろん、投手陣全体に必要なことを考えてきた。

 「平均イニングが少ない。ここが阪神の投手のポイントだと思う。1年間の平均イニングが1回でも伸びたら全然違う。1人でも25試合で25回」

 昨季チームで規定投球回(143回)クリアは西勇と青柳の2人、100イニング以上もガルシアと高橋遥を合わせて4人だけだった。2年目で視野を広げた目標。まず初勝利で体現した。

 これで広島戦は通算7勝1敗だ。昨季も初勝利を完封で飾ったマツダは通算6試合で5勝無敗。大好きな球場でのヒーローインタビューも浮かれず、淡々と言葉を並べた。

 「ほっとはしないですよね。次が大事。隙を出さないようにやっていきたいと思います」

 自身がまだ1勝なら、チームも初の連勝。開幕投手の節目を起点に、これからが本番だ。(安藤理)

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