中日のA・マルティネス、初ヒット含む3安打好リード 91年ロッテ・ディアズ以来の外国人先発マスク - SANSPO.COM(サンスポ)

中日のA・マルティネス、初ヒット含む3安打好リード 91年ロッテ・ディアズ以来の外国人先発マスク

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二回に打球をさばくA・マルティネス。打っても3安打をマークした(撮影・福島範和)  (セ・リーグ、巨人4-6中日、3回戦、巨人2勝1敗、5日、東京D)初の先発出場で勝利に導いた。育成選手として中日に入団し、1日に支配下登録されたアリエル・マルティネス捕手(24)が攻守でチームを引っ張った。外国人捕手による先発マスクは1991年のディアズ(ロッテ)以来だ。

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 「このシリーズ(巨人3連戦)で2試合、負けている。このままでは戻れない。必ず勝って名古屋に帰ろう」

 試合前に組まれた円陣で、桂川通訳を介しながら激しいジェスチャーを交えてナインを鼓舞。勝利への執念を伝えた。

 キューバ出身で、190センチ、95キロと大柄な右打者。二回にサンチェスの150キロを超す直球を左前にはじき返してプロ初安打。六、八回も左前打を放ち、1試合3安打を記録した。

 守りでは2年目右腕の梅津をリードし、ワンバウンドの球も体で受け止める高い捕球技術で暴投を阻止。梅津が昨春に右肩痛で離脱した際、リハビリの投球練習でボールを受けた。1年前に2人で「絶対に1軍でバッテリーを組もう」と約束。三回に打球が右足首に直撃した右腕には「バモス!(スペイン語で頑張れの意味)」と声をかけ、二人三脚で戦った。

 「今シーズンの大きな戦力になってくれると思う」と与田監督。加藤と木下拓に待ったをかけ、正捕手の座を奪うことも“アリエル”ような好評価だ。

 「キューバにいる父親が、記念のボールとかを喜んでくれる。しっかりと持って帰りたい」とA・マルティネス。ジャパニーズドリームをつかむための第一歩となった。(須藤佳裕)

アリエル・マルティネス(Ariel Martinez)

1996年5月28日生まれ、24歳。キューバ出身。マニュエルファハルドキューバ国立体育大を卒業後、同国のマタンサスでプレー。中日の巡回コーチを務めるオマール・リナレス氏の目にとまり、2018年3月に育成選手として中日入団。今月1日に支配下登録され、今季は3試合に出場し、打率.500、0本塁打、0打点(5日現在)。190センチ、95キロ。右投げ右打ち。年俸1500万円。背番号57。

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