【黒田正宏 軍師の断】阪神・岩貞の良さ引き出した梅野の体全体でのリード - SANSPO.COM(サンスポ)

【黒田正宏 軍師の断】阪神・岩貞の良さ引き出した梅野の体全体でのリード

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先発の阪神・岩貞=マツダスタジアム(撮影・門井聡)  (セ・リーグ、広島3-9阪神、1回戦、阪神1勝、4日、マツダ)岩貞-梅野のバッテリーは今季初めての組み合わせ。梅野が、岩貞の良さを引き出したのが勝因だろう。

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 岩貞の投球のバロメーターは、チェンジアップが低めに決まるかどうか。注目したのは、梅野の大きな、分かりやすい動きだ。立ち上がり、全体的に高めに浮く球が多かった岩貞に対して「もっと低めに」と体全体の動きでリード。岩貞の意識も明確になり、いい高さに決め球が制球されるようになった。調子に乗る前に崩れた大瀬良と対照的だった。

 梅野は、外の球を要求するときも、はっきりコースに寄って構えた。これも岩貞にリズムよく投げさせた要因の一つだ。

 今季は開幕から矢野監督が、バッテリーの相性を重視して、一時は“日替わり”スタメンになった。監督の決断だから尊重するが、梅野の立場からすれば、モヤモヤがたまっていたはず。ここ数試合、梅野に固定されつつある。ベンチから眺めて、いろいろ勉強した成果だろう。正捕手固定は、チームが乗っていく一つの条件になる。(サンケイスポーツ専属評論家)

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