【黒田正宏 軍師の断】高低、内外…ボール球うまく使った原口の配球 - SANSPO.COM(サンスポ)

【黒田正宏 軍師の断】高低、内外…ボール球うまく使った原口の配球

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指示を出す阪神・原口=甲子園球場(撮影・松永渉平)  (練習試合、阪神10-3広島、3日、甲子園)好不調の波が激しかったガンケルだが、この日の原口のリードはお手本にしていい。

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 ガンケルの良さは、いつでもストライクが取れる制球力だが、逆にストライクが多くなりすぎて相手に狙われる“諸刃の剣”でもあった。原口の配球で褒めたいのは高低、内外へボール球をうまく使ったこと。高低では、一回の鈴木誠への初球の高めの釣り球気味の球。低めに球が集まり、ゴロを打たすタイプだからこそ、相手に高めを意識させる攻めは有効だ。

 内角も思い切って攻めていた。二回のメヒア。膝元へのボール球から入り、最後は外へボールになるスライダーで全くタイミングが合わない空振り三振に仕留めた。

 制球がいい投手だからこそ、ストライクゾーンを広めに使って、ボール球を交えて攻めることが大事。一回にピレラに二塁打を浴びたシーンなどはストライクゾーンに集めすぎた悪いパターン。原口も反省したはずだ。

 練習試合だけでバッテリーの相性は結論づけできない。公式戦でどんな結果を残すか。ただ、はっきりしたのは、捕手が誰であれ、原口のリードを参考にすればガンケルは十分に通用する。ガンケルを生かすリードが重要になってくる。(本紙専属評論家)

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