【コロナ打ち破れ!各界から猛虎にエール】吉竹春樹氏、梅野に「リーダーシップ発揮して」 同郷の教え子に若虎への好リード期待 - SANSPO.COM(サンスポ)

【コロナ打ち破れ!各界から猛虎にエール】吉竹春樹氏、梅野に「リーダーシップ発揮して」 同郷の教え子に若虎への好リード期待

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虎の不動の正捕手に成長した梅野。吉竹氏からエールをもらった  新型コロナウイルス感染者が出た阪神へ、各界からエールを届ける「コロナ打ち破れ!」。第14回は、阪神、西武で活躍し、阪神のコーチを長年務めた吉竹春樹氏(59)が登場。2018年11月から母校の九産大九産高(福岡)の監督として、甲子園出場を目指している。同郷の教え子、梅野隆太郎捕手(28)に「大変な時期だからこそ、そのリーダーシップを発揮してほしい!」とエールをおくった。(随時掲載)

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 2018年秋から母校の監督を務めていますが、春季大会が中止となり、夏の福岡県大会が本当にできるのか、気が気でない日々を過ごしています。

 緊急事態宣言が発令されており、学校は休校中。当然、野球部の活動もいっさいできません。高校野球は選抜大会が中止。万が一、夏の大会もできないとなれば、3年生が、あまりにかわいそうで。今後も野球を続けていく子にとっては就職や大学の進路に大なり小なり響いてくるかもしれない。それが心配でならない…。

 阪神は藤浪らがコロナに感染してから甲子園などの施設が閉鎖されていたが、15日から自主練習という形で再開したというニュースをテレビで見ました。これまで練習場所がなかった選手はホッとしていることでしょう。

 気になるのは、私がコーチをしていたときに在籍していた選手たちですね。藤浪もそうですが、梅野、上本、俊介、中谷らは元気でやっているのかな。梅野は彼の実家(那珂川市)が私の実家(春日市)に近いこともあって応援しています。

 彼がドラフト4位で入団した2014年は、1軍野手総合コーチとして早出練習に、よくつきあいましたからね。担当スカウトの田中秀太は「4位と評価が低かったのは腰痛などの影響。打撃力のある捕手で1、2位レベルです」と自信をもっていましたが、当たっていましたね。入団7年目で1億円プレーヤーになったのだから。

 今年1月には福岡県内のスポーツ施設で、梅野と会って、話をする機会がありました。守りでも経験を積み重ねて捕手らしくなって、チームを引っ張る存在に成長したな、と。阪神の正捕手から日本を代表する捕手へ、と気合が入っていただけに開幕延期は残念でしょう。

 今は、全体練習ではなく自主練習。投手にしても野手にしても、自分よりも年下の選手が増えてきた。開幕日が決まらず、どのように調整していいか、戸惑っている選手も多いと思う。こういう大変な時期だからこそ、いろいろアドバイスしたり、相談に乗ったり…と、そのリーダーシップを発揮してほしい。

 最後に。ウチの生徒たちも近所をランニングしたり、空き地で軽いキャッチボールをしたり…と練習場所を確保するのに苦労しています。試合がしたい-。プロも高校生も思いは同じ。一日も早くコロナ問題が収束してくれるのを願うばかりです。

★阪神時代の吉竹氏

 ドラフト外で阪神に入団し、1年目は内野手、81年から外野手に転向して頭角を現した。83年からは4年連続で100試合以上に出場。84年には規定打席不足ながら打率・330をマークし、85年の日本一にも貢献した。当時の外野は佐野、真弓、弘田がレギュラーで固定されていたため、規定打席には到達できなかった。86年オフに田尾安志との交換トレードで前田耕司とともに西武に移籍した。

吉竹 春樹(よしたけ・はるき)

 1961(昭和36)年1月5日生まれ、59歳。福岡県出身。九産高(現九産大九産高)から80年ドラフト外で阪神に入団。87年、西武に移籍し、96年に現役引退。通算1128試合出場、打率・261、34本塁打、189打点、68盗塁。87年に球宴出場。97年、阪神に復帰し、コーチ、2軍監督などを歴任したほか、管理部課長としてフロント業務も経験。2015年BCL福井の監督に就任。16年9月に退任し、日本経済大助監督を経て、18年11月から母校の九産大九産高監督に就任。180センチ、73キロ(現役時)。左投げ左打ち。

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