ヤクルト・ライアン、雪の所沢で熱投5回6K!犠飛での1失点だけ - SANSPO.COM(サンスポ)

ヤクルト・ライアン、雪の所沢で熱投5回6K!犠飛での1失点だけ

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小川が5回1失点の好投。極寒の敵地でホットな投球を披露した  (オープン戦、西武1-0ヤクルト、14日、メットライフ)ヤクルト・小川泰弘投手(29)が14日、西武戦(メットライフ)に先発し、5回5安打1失点。チームは0-1で敗れたが、オフシーズンから取り組んできた力強い直球で6三振を奪うなど、好投した。開幕投手の石川雅規投手(40)とともにダブルエースとして期待する高津臣吾監督(51)も「真っすぐに関しては、ほぼ満点」と高評価を出した。

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 極寒の所沢。気温1度、名残雪が舞ったメットライフドームで小川が気迫の熱投だ。最速146キロの直球は、球速以上に力強かった。

 「寒くて体が動かない中でも、(直球で)空振りが取れましたし、ファウルも取りたいところで取れた。一番の基本なので継続していきたい」

 屋根とスタンドの隙間から寒風が吹き付けた。白い息を吐きながら、5回5安打1失点。二回に犠飛で1点を失ったが、オープン戦3試合目で最多の6奪三振。そのうち5個は威力満点の直球で奪った。

 「小さくまとまったら勝てないと思うし、わかっていても打てないストレートがないと通用しない世界。真っすぐを一番大事にしてやっていこうと思う」

 昨季は自己ワーストの5勝に終わり、オフからは力強い直球を取り戻すために試行錯誤した。今春のキャンプでは、新フォームに挑戦。軸足の右足をプレートの真上に置き、右足の親指部分をプレートの内側(捕手方向)にかけるように改良した。プレートを強く蹴ることで、球の勢いが増し、高津監督も「真っすぐに関しては、ほぼ満点。彼が入ってきたころの真っすぐは素晴らしくて、よかったときに近づいている」と目を細めた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、開幕は4月10日以降に延期となった。今後は登板間隔をあけ、投げ込みを行う日が設けられる見込みだ。「延びた分、試せることは多い」と小川はオフに取り組んできた、ツーシームなどの精度を上げるために時間を使う。

 指揮官は開幕投手の石川とともに「投手陣を引っ張ってもらわないといけない2人なので、期待しています」とシーズンのフル回転を願っている。先の見えない不安が続く中、ライアンが全国の燕党にホットな話題を届ける。 (赤尾裕希)

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