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【挑む男】日本ハム・西川、新キャプテンとして挑むプロ10年目…2020年は人生の分岐点

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新キャプテンの西川は今季を人生の分岐点と位置づけた  12球団のキーマンに迫るインタビューの第10回は、日本ハム・西川遥輝外野手(27)。新キャプテンとして、プロ10年目のシーズンに挑みます。主将に指名された経緯や新たな改革、体のケアの方法、メジャー挑戦の思いなどを語った。 (取材構成・山口泰弘)

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 --新キャプテンとして過ごすキャンプは

 「まず、これだけ調整を任されてキャンプを送るのは初めて。『自分のペースで調整をやってくれ』といわれた。今後も、より責任感を持ってやっていければ」

 --4月に28歳になる。けがをしない体づくりを掲げる

 「(練習後の)ケアをしっかりとしてもらっている。朝は、今日(取材時の8日)も午前5時前に起きて、準備をした上で練習に臨んでいる。けがをしたら仕方ない。後悔だけはしないようにしている」

 --栗山監督からキャプテンに指名された

 「任命されたからにはチームのこともしっかりと見ていきたい。勝つために何ができるかについては、キャプテンではない立場のときも常々、考えていた。私生活も大事にしたい」

 --西川選手がミーティングで話す内容は

 「一番は『いつクビになってもいいくらいにやりきって、後悔のない野球人生にしてくれ』と。引退したときに『あのときに、ああやっておけばよかった』と思ってほしくない」

 --選手としては節目のプロ10年目。通算1000安打までは残り1本

 「そこは全然、意識していない。ずっと試合に出られれば、いずれ達成できる。それよりも一つの勝利が大きなプラス。もちろん、自分のヒット、ホームランで勝てる試合が多ければ多いほどいいけれど。野手だけじゃなく投手もサポートしていきたい」

 --今夏の東京五輪については

 「そこが全てじゃないとは思っているけど、こんな機会は(現役の間は)ないと思う。(五輪に)出られたらと思ってプレーしたい」

 --昨年11月の契約更改交渉後の会見では、将来的なメジャー挑戦を口にした

 「米国に行きたい思いもあるし、(国内)FA権を取得する年でもある。人生で大事な分岐点にかかっている。今後の人生が大きく左右されるという思いでこの一年、頑張りたい」

★取材後記

 西川は端正なマスクを持ち、茶髪。熱狂的に応援する女性ファン「ハルキスト」が存在する。

 1月から日本ハム担当となった記者は失礼ながら、ノリの軽い性格の選手だと思っていた。だがインタビューを通じ、その考えは一変。ストイックなアスリートだと気づかされた。

 「今年は何に挑む」かと聞くと、「新しい自分を見つける。そんな挑戦です」と返された。ヤクルト・山田哲、DeNA・山崎、西武・源田、ソフトバンク・千賀らは西川と同い年。西川には日本ハムだけでなく、世代も引っ張るような名選手になってほしい。(山口泰弘)

西川 遥輝(にしかわ・はるき)

 1992(平成4)年4月16日生まれ、27歳。和歌山県出身。智弁和歌山高では甲子園に4度出場。2011年ドラフト2位で日本ハム入団。12年に1軍デビューを果たし、71試合に出場。14年に43盗塁で初めて盗塁王を獲得。17年に登録ポジションを内野手から外野手に変更。同年には3年ぶり2度目の盗塁王を獲得。18年も2年連続で盗塁王に輝き、通算200盗塁を達成。180センチ、80キロ。右投げ左打ち。独身。年俸2億円。背番号「7」

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