必死の阪神・高山「時間ない」ん弾!“今季1号”右翼席にズドン、福留&糸井参戦前に猛アピール - SANSPO.COM(サンスポ)

必死の阪神・高山「時間ない」ん弾!“今季1号”右翼席にズドン、福留&糸井参戦前に猛アピール

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四回、高山が代わったばかりの釜田から右越え弾!(撮影・宮沢宗士郎)  春季キャンプ練習試合(20日、阪神9-1楽天、沖縄・宜野座)阪神・高山俊外野手(26)が楽天戦に「7番・右翼」で出場し、四回先頭で右越えに“今季1号”を放った。弾丸ライナーで猛アピール。ポジション争奪戦が本格化する中で「時間はない」と気合十分だ。

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 強い気持ちを表現するような鋭い打球が一直線に伸びた。右翼席に弾丸ライナーを運んだ高山は、大器の復活を願うファンの声援に手を振って応じた。

 「一日一日がアピール。時間もないし、試合や出番も結果が出ないと減っていくと思うので」

 四回先頭で釜田の137キロを仕留めた。やや泳ぎながらも“今季1号”。「内角を待って、少し甘かったけど、しっかり振り抜けました」。3打数1安打で、対外試合6試合は22打数5安打。打率・227のストレスを吹き飛ばす一撃だ。

 「前で拾って打てた。キャンプ中は、なかったことなので、幅が広がった打席だとは思います」

 内容も加速のきっかけになる。このキャンプは差し込まれて打つ打席が多かったという。「差されながら安打にできることもひとつ(のよさ)だけど、泳ぎながらも結果につながった。いろいろな打ち方がある中、そういうこともできてよかった」と新境地を開く一打。五回の中直は好守に阻まれたが、しっかりと芯で捉えた。

 連日、居残りで打ち込む姿が目立つ。「ことしやらないと厳しい」と自身を奮い立たせ、矢野監督も「練習に対する姿勢とか、本当に何とかしてやるんだという思いが一番出ているのは俊かも」と注目するが、将の言葉に安心することはない。

 「練習も結果を出すためにやるだけ。(姿勢は)自分でどうこういうことではないです」

 22日の中日戦(北谷)からオープン戦が始まり、福留、糸井も続々と参戦する。結果の出ない者からアピール機会は減る。8日の中日戦(北谷)で「1番」を務めた背番号9の打順も、新外国人が加わった最近3試合は「7番」。その立場を十分に自覚した。

 「いままで以上にやっていかないと厳しい。踏ん張って結果を出し続けて、残っていけるように頑張ります」

 サバイバルが本格化する直前に改めて「結果」を強調。鬼気迫る26歳が危機感を白球にぶつけた。 (安藤理)

★虎の外野事情

 外野の定位置は中堅・近本が決定的。高山は左翼では福留&サンズ、右翼では糸井と争うことになる。18日の紅白戦(宜野座)で出場した福留は、22日中日戦(北谷)で初対外試合、糸井は23日広島戦(沖縄)で負傷した昨年8月以来約半年ぶりとなる実戦に臨む。他では島田や陽川、本職は内野ながらユーティリティーな植田、2軍では中谷や伊藤隼も控える。

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