阪神・大山よ「岡本に負けとるやないか」小久保氏が猛ゲキ&猛指導 - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神・大山よ「岡本に負けとるやないか」小久保氏が猛ゲキ&猛指導

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大山(左)にアドバイスを送る小久保氏。右の長距離砲として期待を寄せている(撮影・宮沢宗士郎)  阪神春季キャンプ(19日、沖縄・宜野座)侍ジャパン前監督の小久保裕紀氏(48)が視察に訪れ、阪神・大山悠輔内野手(25)にアドバイスを送った。井上一樹打撃コーチ(48)との「岡本(巨人)に負けとるやないか」というやり取りから指導に発展。ソフトバンクと巨人で通算413本のアーチを架けた“恩師”は「こぢんまりになるな」と説いた。

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 口調に熱がこもったのは、マスクをしていたからではない。もっとアーチを架けられる、次はお前が一人前になるんだという大山への願いが、小久保氏の言葉をアツくした。5分にも満たないフリー打撃後のやり取り。その一部を“仲介”した井上打撃コーチが明かした。

 「小久保の言葉を借りるなら『巨人の岡本と大山、どっちが先に一人前になるやろうと思っていたけど、どっちかと言うと大山の方が負けとるやないか』というところから始まって…」

 右の長距離砲の系譜に名を連ねるべき者として、小久保氏は日本代表監督時代から大山を常に気にかけてきた。だが、大山の2学年下にあたる岡本が2018年から「33、31本塁打」をマーク。宿敵の4番を張るまでに成長した一方、大山は「11、14本塁打」。4番から降格した昨年8月21日のDeNA戦(京セラ)の試合前練習でも、解説で訪れていた小久保氏がアドバイスする場面があった。この日も、もう一度ハッパをかけずにはいられなかった。

 井上コーチからの「右のアーチストとしていえることを言ってやってほしい」という要望に応える形で「練習のときから早めにタイミングを大きく取って、スイングがこぢんまりになるなよ」などとアドバイスを送ったという。矢野監督も「去年よりしっかり軸足に乗れてる感じはあるね、という話はしてくれて。ああいう小久保さんみたいなバッターになれるっていうのがこっちの望むところ」と、通算413発の師の指導を喜んだ。

 大山も「いろいろと教えていただいたので、それを実戦で出せるよう頑張ります」と意気込む。壁を越えてほしい一心で、小久保氏は気にかけ声をかけ続ける。大山は柵越えを放ち続けることで、それに応えなくてはならない。 (長友孝輔)

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