【田尾安志 タイムリーCheck!】阪神・近本、内角や強い球に対応できる右肘の使い方 - SANSPO.COM(サンスポ)

【田尾安志 タイムリーCheck!】阪神・近本、内角や強い球に対応できる右肘の使い方

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近本が一回、西勇から先制パンチ! 最強2番や!(撮影・宮沢宗士郎)  阪神春季キャンプ(18日、沖縄・宜野座)近本の打撃に大きな成長の跡を見た。昨季に比べてトップに入る形が格段に良くなった。

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 構えた位置から初動に入る際、昨季は右肘(グリップも)が体から離れ、内角や強い球への対応が難しかった。ところが今は右肘が体に巻き付くような流れでトップの形を作れている。つまり、グリップが顔(目)に近い位置にある。こうなればミート率は上がり、投球を強くたたくこともできる。

 実は紅白戦の前の打撃練習中、近本自身に現在のテーマをどこに置いているかを聞いてみた。すると「右肘の使い方をポイントにしています」と返してきた。私が昨季からの改良点だと思っていたポイントをズバリ言った。

 昨季、159安打を放った近本だが、それでも打率・271。打率が上がらなかった理由は打ち損じも多く、内角球や強い球への対応能力が鈍かったからだ。強い球を投げるパ・リーグとの交流戦でも打撃の調子を落とした。しかし、現在のような全身でトップを作れる形が継続できれば内角や強い球を克服できるだろう。打者として進化した近本には2年目のジンクスという言葉も無縁ではないか。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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