阪神・近本、『2番』で3出塁!広島・高ヘッド「オプション増える。嫌らしい」 - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神・近本、『2番』で3出塁!広島・高ヘッド「オプション増える。嫌らしい」

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三回、右前打でチャンスを広げた近本。鯉相手に嫌らしい2番のイメージを残した(撮影・宮沢宗士郎)  春季キャンプ練習試合(15日、阪神1-7広島、沖縄・宜野座)コイも警戒! 阪神・近本光司外野手(25)が広島との練習試合に「2番・中堅」で出場し、2打数2安打、3出塁と躍動した。3度のチャンスメークで、新しい打順の適性を十分にアピール。4試合で11打数5安打と好調で、赤ヘルの首脳陣にも脅威を与えた。

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 軽快な打球音とともに、塁上を走者が駆け回った。理想的な好機の拡大。2020年の虎打線のフルパワーを引き出す「2番・近本」が、またまた光った。

 「走者一塁のときは、しっかり一、二塁間に打とうと思いました」

 三回1死一塁で、アドゥワの140キロに初球攻撃だ。鋭い打球が横っ飛びの二塁手・小園のグラブをかすめて右前へ。最低でも進塁打を意識した打球は最高の結果。一、三塁で主軸につないだ。一回1死では、右前打。五回1死一、三塁も四球でつなぎ、存在感が際立った。

 矢野監督の理想は「足が速い左打者」が2番に座ること。これまで全4試合で背番号5を試しているが、昨季は108試合で1番を務めた男の新味を、対戦相手も警戒した。広島・高ヘッドコーチは「近本が2番だとオプションが増える。嫌らしい打者だし、小技も足もある。1番が(塁に)出なくても、1番の役割になるから」と指摘。さっそくライバルにもインパクトを残した。

 結果的に得点に結びつかなかったが、デビューしたサンズとボーアに常に走者を置いて打順が回った。攻撃の目玉である新助っ人の破壊力を生かすのも前の打者。近本は4試合で1本塁打を含む11打数5安打、6打点。打率・455と好調で、矢野監督も「いい2番になる感じはあるよね」と大いに期待。代わって日替わりの「1番」も、糸原が3打数2安打で「健斗も出塁率もいいし、しぶとさもある。出塁率ということ考えれば1番というのもいけると思う。いいつながりが見られたかな」と手応えを得た。

 家族も応援に駆け付けていたという近本は「どこで見ていたのか分からなかったですけどね」とプレーに集中した。大活躍も、さらに上をみた。

 「(第2打席は)もう少し引っ張れたらよかったです。(第1打席の右前打も低めの変化球を)逆方向が理想でした」

 求めるレベルは、まだ先にある。将の理想イコール、セ界の脅威。進化を続ける25歳は、やはりキーマンだ。 (安藤理)

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