阪神・ボーア、2の0デビュー「自分自身に腹が立った」 - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神・ボーア、2の0デビュー「自分自身に腹が立った」

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三回、遊直に倒れたボーア。初の対外試合は2打数ノーヒットだった  春季キャンプ練習試合(15日、阪神1-7広島、沖縄・宜野座)阪神の新外国人、ジャスティン・ボーア内野手(31)=前エンゼルス=が広島との練習試合で、「4番・一塁」で対外試合に初出場した。好機での2打数無安打に「自分に腹が立つ」と早くも主砲の自覚十分。「3番・DH」のジェリー・サンズ外野手(32)=前韓国キウム=は2出塁で、ロベルト・スアレス投手(28)=前ソフトバンク=も緊急登板で1回1/3を無失点。新助っ人トリオが見せ場たっぷりのデビューだ。

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 絶好の場面で登場。スタンドの虎党は拍手で迎えると、期待に胸を躍らせた。痛烈な打球も結果を残すことはできず、ボーアは悔しそうな表情を浮かべ、主砲としての自覚を早くもにじませた。

 「正直なところ結果にはイライラした。この時期とはいえ、ランナーがいた状況でランナーをかえせなかったのは自分自身に腹が立った」

 自身初の対外試合。一回1死一、二塁といきなり得点圏に走者を置いて打席に立った、先発アドゥワに対して、カウント1ボールから143キロを一ゴロ。第2打席は三回1死満塁と絶好機も、カウント2-0から鋭いライナーは遊撃の正面へ。併殺となり、大きな歓声が一瞬でため息に変わった。

 13日のシートでは“来日2号”を放つなど、実戦形式で5打数4安打2本塁打。手応えとともに、日増しに高まる周囲の期待を感じる。「できるかわからないけど、打ちます」と、初陣での一発も予告していた。チームにとっても今季初めて同一リーグとの対戦で、シーズン中の対戦が予想される投手が相手。自らが打って嫌な印象を与えたかっただけに「どんなにいいスイングをして、どんなにいい打球を打ってもランナーがかえらなかったら一緒」と唇をかんだ。

 それでも痛烈な打球を飛ばした4番候補に、矢野監督は「いいポイントで捉えていると思う。タイミングもいい感じで取れている」と高く評価。2打席出塁したサンズとの助っ人コンビについて「打線の厚みというところでは、楽しみがある」と期待感を高めた。

 「ゲーム勘という意味では一塁も守ったし、よかった。(開幕まで)時間もあるのでしっかり慣れていきたい」とボーア。16日の楽天戦(宜野座)も出場が見込まれる。今度こそ新4番としての自覚と責任を、結果でみせる。 (菊地峻太朗)

ボーアについて中日・金子スコアラー「とらえてきますし、打球が上がれば(スタンドに)行っちゃうんじゃないかなというくらい力がある」

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