西武・松坂、3度目ブルペンで初めて変化球交え93球!魅了されたファン大拍手 - SANSPO.COM(サンスポ)

西武・松坂、3度目ブルペンで初めて変化球交え93球!魅了されたファン大拍手

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力を込めた93球を投げた松坂。順調だ。左奥は豊田コーチ   西武春季キャンプ(9日、宮崎・南郷)西武・松坂大輔投手(39)が9日、宮崎・南郷キャンプで3度目のブルペンに入り、初めて捕手を座らせて93球、変化球も交えて投げ込んだ。キャンプ地には観衆9500人が集結。投球を終えると、見守ったファンから拍手が起き、復活に向けて期待が集まる中で順調な仕上がりを示した。

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 穏やかな光が差し込んだ、宮崎・南郷のブルペン。背番号16が投球練習を終えると、見つめたファンから拍手が起きた。

 「何の拍手かなと思った。昨年全然投げていないし、投げられている姿を見てうれしかったんですかね。どう反応していいか、戸惑いました」

 異例の出来事に、松坂本人は苦笑いしつつも、帽子を取って応えた。キャンプ会場にはこの日、9500人が集結。14年ぶりに帰ってきた西武の顔の復活を、多くの人が待っている証しだった。

 今キャンプ3度目のブルペン入り。再び1軍のマウンドに立つため、ギアを上げた。初めて捕手を座らせ、走者がいることも想定し、セットポジションで61球、ワインドアップで32球の計93球。カーブ、チェンジアップ、ツーシーム、カットボールと変化球も交えた。「下半身の張りを作りたかったので、遠投より傾斜を使って投げた」と、熱がこもった投球の意図を説明した。

 中日に在籍していた昨春の沖縄・北谷キャンプでは、序盤にファンとの接触で右肩を負傷。2月11日にノースロー調整が球団から発表された。だが今年は、昨夏以来のブルペンでの投球となった3日から9日までの7日間で、3度ブルペン入り。順調に調整を続けている。日米通算170勝右腕は「自分が思っているよりも早く、打者に対して投げられると思う」と、手応えを口にした。

 「仕上がりは気にする段階ではないけど、悪くなかったと思います。きょう多めに投げたので、体の反応を見ながら、球数を抑えて数多くブルペンに入っていきたい」

 周囲の注目も集めながら、松坂が復活への階段を上がる。 (樋口航)

松坂の投球を見た西武・西口コーチ「思っていたよりペースが早く仕上がっている」

★観客9500人は南郷史上2位

 この日、西武の南郷キャンプの観客は9500人。菊池(マリナーズ)のルーキーイヤーだった2010年2月13日の9640人に次ぐ数字で、9000人を超えたのは同日以来となった。

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