ヤクルト・青木、村上に「青木の考え」伝授!燕のキーマンLA特別対談 - SANSPO.COM(サンスポ)

ヤクルト・青木、村上に「青木の考え」伝授!燕のキーマンLA特別対談

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ロサンゼルスで自主トレを行う青木(左)と村上。お互いの心の内を明かした (撮影・赤尾裕希)  米カリフォルニア州ロサンゼルスで合同自主トレーニングを行っているヤクルト・青木宣親外野手(38)と村上宗隆内野手(19)がこのほど、現地で対談。青木は昨季ブレークした村上に、“結婚のススメ”や“お酒の飲み方”を伝授した。一方で村上は、青木のようなリーダーを目指すことを宣言。燕打線のキーマンとなる2人が、胸の内を明かした。 (取材構成・赤尾裕希)

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 ――昨季村上がブレーク。青木にはどう映った

 青木 「特に若い選手に誰か出てきてほしくて、そんな中、才能が光っている選手だったから。なんとかチームの核になってほしいと思っていました」

 村上 「1軍の舞台に憧れていましたし、なんとかレギュラーとして試合に出たいという思いがありました。でも、まだ定着もしていないので、ぼくが若手を率先してじゃないですけど、引っ張れるように頑張りたいと思います」

 ――合同自主トレに加わった年にあれだけの成績(36本塁打、96打点)

 青木 「いやあ、うれしかったですね。ここまでできるとは思わなかった。1年でここまで来るって大変なことだから。いろいろ粗を探せばありますけど、この成績はそうは残らないですからね。とにかく去年よりも今年、今年よりも来年という形で、どんどんステップアップしてほしいですね」

 村上 「本当にたくさん怒られて、すごく厳しく言っていただけるので、そこで僕も緩んでいた気持ちがピリッとなったりとか、そういった面でも助けてもらっています。今年はそれがないように、自分でコントロールできるところはしっかりやりたいです」

 ――村上の素顔は

 青木 「まだ19歳ですからね。年相応だと思います。でも、落ち着いているよね。慌てていたとしても、落ち着いて見える。一流選手になるにはそういうところも大切だと思います。勝負していて、そういう(慌てている)ふうに見えないというのは。実はあたふたしているんだけど。するよな?(笑)」

 村上 「めちゃくちゃしますよね(笑)」

 ――青木の素顔は

 村上 「チームを引っ張るリーダーというふうに僕たち選手は思っているので、僕もなれるように。まだ若いですけど、青木さんみたいにチームを引っ張れる存在になりたいと思っているので、それぐらいの気持ちで頑張りたいです」

 ――青木は既婚者

 青木 「結婚はおすすめしますね。早い遅いは本人次第だけど。俺は結婚して変わったと思います。自分だけじゃないところがあるよね。家族ができると。サポートしてくれているというのはすごく感じます。だから、家族以外の周りの人へも感謝が芽生えました」

 ――正月のサンケイスポーツインタビューでは「いい人がいれば」と言っていた

 村上 「そうですね…」

 青木 「もうちょっとしないでほしいけどね。まだ19ですから」

 ――2月に村上は20歳になり、お酒を飲めるようになる。アドバイスは

 青木 「お酒は、毎日浴びるほど飲まなければ、ね。それこそ俺も毎日飲むけど、ちょっとだけだから。毎日試合があるから、ビールを飲んで、スイッチをオフに切り替えています」

 村上 「お酒を飲んでも飲まなくても、シーズンはあるので。そこが基本なので。野球で結果を残し続けたいと思っているので。そこは自己管理。でも、楽しみは楽しみですね」

 ――バレンティンがソフトバンクに移籍し、役割が増える面もある

 青木 「キャンプ、そしてオープン戦をやっていく中でそういうのが見えてくる。シーズン中に見えてくることもあると思います。でも、一人の核である人間がいなくなるわけだから。とは言ってもまだ(山田)哲人もいますし、その辺はなんとかなるんじゃないかと思います」

 村上 「まずは今年も結果を残してレギュラーをつかみ取りたいので。確かにチームの主軸を打てればいいことですけど、まずはレギュラーを明確に取れるように頑張りたいです」

 ――大卒と高卒で異なるが、青木も2年目に新人王。続けて活躍するためにアドバイスは

 青木 「オフシーズンがすごく重要だと思いますね。あとは俺以上に警戒されると思う。クリーンアップを打つバッターのほうがマークはきつくなるだろうし。基本的に攻めのパターンは1年間経験してきたと思うので、そこに対して、いつも自分と向き合っていれば、必ずいい結果は生まれると思います」

 村上 「不安はないことはないですけど、いろいろな形でトレーニングを教えてもらって少しずつ体も変わってきているので、すごく楽しみな面はあります」

★青木と村上の近況

 村上は元日に日本を離れ、青木が自主トレを行っている米ロサンゼルスで合流した。2年目外野手の中山らも加わり、多くの日で、午前はキャッチボールや打撃練習など野球の練習、午後からはフィジカルトレーニングを行っている。近く帰国し、数日間日本でも練習を行い、2月1日のキャンプインに備える。

★五輪への思い

 今年は東京五輪を控える。2006、09、17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表だった青木は「特別なことだと思いますね。生きている間はもうないと思うので」と吐露。村上は「まずは自分と向き合って、今やるべきことをやりたいなと。その後、すごく出たい気持ちもあるので、声がかかればうれしいです」と思いを明かした。

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