巨人にラグビー元早大監督・中竹氏が“勝ち方講座”、「常勝軍団」の文化解説 - SANSPO.COM(サンスポ)

巨人にラグビー元早大監督・中竹氏が“勝ち方講座”、「常勝軍団」の文化解説

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原監督(手前中央)ら、スタッフ会議に臨む巨人首脳陣。会議の後には、講義を聴いた(代表撮影)  巨人は20日、東京・文京区の東京ドームホテルでスタッフ会議を開き、今季のチーム方針などを確認した。会議の後には首脳陣とフロント組が、日本ラグビー協会コーチングディレクターで元早大ラグビー部監督の中竹竜二氏(46)の講演を聴講。「ウイニングカルチャー」(勝利の文化)をテーマにレクチャーを受け、“常勝軍団”復活へ「ONE TEAM」の精神を学び取った。

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 スタッフ会議を終えると、原監督や阿部2軍監督らは“座学”に励んだ。ラグビー界で「指導者への指導」のプロとして活躍する中竹氏の講演に、首脳陣や背広組が約1時間、耳を傾けた。

 「いろんな意見を聞いて、勉強することはあった。非常にいい時間でした」

 元木ヘッドコーチも感心しきりだ。球団関係者が「こうした講演は記憶にない」という新しい試み。昨年のラグビーW杯で史上初の8強に進んだ日本代表も取り入れた組織論や指導理論を学んだ。

 参加者によると、キーワードは「ウイニングカルチャー」。ラグビーのニュージーランド代表“オールブラックス”や、サッカーのスペインリーグ・バルセロナに共通する、常勝チームの文化の解説を受けた。

 さらに、「規律」を重視してハードワークを課したラグビー前日本代表監督のエディー・ジョーンズ氏と、柔軟なコミュニケーションでチームをまとめ、昨年のW杯でも指揮を執った現日本代表監督のジェイミー・ジョセフ氏のスタイルが例示され、「双方向型コミュニケーション」の重要性が説かれたという。

 指導者の育成は現在の巨人の課題でもある。山口オーナーは「育成に直結する仕事をフロントがやっている。どういう意識、姿勢で日々の仕事に取り組むのか、ラグビー協会はかなり意識して日本代表をチームビルディングしていたので」とフロントの意識改革も協調した。

 栄光のV9も今は昔-。巨人の日本一は2012年が最後で、すでに7シーズンも遠ざかる。球春到来を前に、「ONE TEAM」で快進撃を果たしたラグビー界から、常勝軍団復活へのヒントを授けられた。 (伊藤昇)

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