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より足生かせる!阪神・近本、矢野監督理想の「2番」お任せ

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鳴尾浜でダッシュする近本  2番、お任せください! 阪神・近本光司外野手(25)が13日、鳴尾浜で自主トレを行い、矢野燿大監督(51)が理想とする「2番・近本」構想について、意気込みを語った。2020年猛虎新打線のキーマンに挙げられる男は、2年目にさらなる成長を遂げて、指揮官の期待に応える。

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 報道を通して目にする将の期待は、2年目の若虎にもビシビシと伝わっていた。2020年新打線のカギを握るのが、昨季盗塁王の2番構想。鳴尾浜で汗を流した近本が静かに口を開いた。

 「(監督から)直接聞いてないので、僕が勝手に(期待されていると)思うだけですけど」

 前置きしながら「後ろがクリーンアップだったら、相手は真っすぐで入るのが難しい。初球が変化球で、ボールから入るとなれば、こっちの方が有利になる」と、自身が2番で出塁した際の“効果”を口にした。

 「直球がストライク(ゾーン)でも、次の打者が打てば、それは(エンドランの形になって)走っている方からしても、良かったと思う」

 昨季は2番で開幕したが、途中から1番(108試合出場)が主となった。しかし次打者が2番よりも、主軸の3番の方が、より走りやすくなるというわけ。実際、2番での28試合で11盗塁は、シーズン143試合換算なら56盗塁となる。

 矢野監督も理想の2番として「左打者の足の速い選手」と掲げた。「俺が(現役時代に捕手として)戦っていて嫌だった」。だからこそ近本が理想。ただ2番は「状況や場面や、いろんなことが頭にありながら、やっていかないといけない」という難しい打順だ。

 「オープン戦とかで、試していく。近本の成長がないと2番はできないから。(昨年の)1番で出て走って、という以外のプラスアルファの近本の価値が上がる打順」

 昨季は1年目ということもあり、制約の少ない1番に据えたが、今年は再度、2番適性を試す。「今年一番生きる部分を考えたとき、2番よりも1番であれば1番で使う」と選択肢も残したが、近本は心配ご無用とばかり、力を込めた。

 「昨季は(2番の時)打てないといけない、小技もしないといけない、『いけない』と(ばかり)思って難しかった。自分のやりたいことを、やろう、送ろう、と思う方が楽だと思う」

 今年は違う。虎の命運を握る理想打順のキーマンとして期待に応える。(原田遼太郎)

データBOX

 ◎…阪神で昨季、もっとも2番を打ったのは糸原で、79試合。近本(28)、北條(10)、上本(9)、木浪(8)、ソラーテ(6)と続き、糸井、植田、高山が1試合ずつ

 ◎…ちなみに1番は近本が108試合で、木浪(24)、上本(4)、鳥谷(3)、糸原(2)と続き、糸井、北條が1試合ずつ

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