【球界ここだけの話(1851)】2年目のジンクスをノックアウト!! ロッテ・小島がボクシングトレで投手の極意を知る - SANSPO.COM(サンスポ)

【球界ここだけの話(1851)】2年目のジンクスをノックアウト!! ロッテ・小島がボクシングトレで投手の極意を知る

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ミット打ちを行うロッテ・小島和哉投手  えっ、ボクサー転向? ロッテ・小島和哉投手(23)がプロ入り後初めてのオフに、東京・大田区にある格闘技ジム「和術慧舟會GODS」に“弟子入り”した。

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 もちろん、左腕が目指すのはボクサーではなく、投球につながるトレーニング。12月に派遣された米・シアトルの施設「ドライブライン・ベースボール」で、下半身から上半身に力を伝えるボクシングの動きは理にかなっていると助言を受けた。

 2018年末に井上拓真のWBC世界バンタム級暫定王座決定戦を会場で観戦するなど、もともと大の格闘技ファンだった小島。知人に同ジムの代表で、総合格闘家の中原太陽(37)を紹介してもらい、ボクシングトレーニングが実現した。

 トレーニングは本格的だった。ボクシンググローブをはめて実際にリングに上がり、3分間の連続ミット打ち。「予想以上に肩に力が入ったり、難しかった」と、ただ殴るのではなく、骨盤を意識してしっかりとした体の使い方で打ち続けた。さらに“ボクサーの代名詞”高速なわとびにも挑戦。計4時間にわたって汗を流した。

 中原の指導を受ける中で、気づきもあった。

 「ただ倒そうと思って腕を振ってパンチしても、相手にわかりやすいし、力も弱い。上体だけじゃなく、足を使うことが大事になる。それは、野球ならなおさら。小さいボールだから、腕だけで簡単に投げられてしまうけれど、いいボールを投げるためには下半身の動きが大事。強いパンチを生む体の使い方は、強いボールを投げる形に似ている」

 貪欲に、野球につながる多くのものを取り入れようとする23歳。中原から「センスいいねぇ」とボクシングの腕前をほめられたが。「お世辞ですよ」と照れ笑いを浮かべた。

 ルーキーイヤーの昨季は、シーズン終盤にローテーションに定着して3勝5敗。柔軟で向上心旺盛な若武者は、2年目のジンクスを殴り飛ばし、さらなる進化を遂げるだろう。25歳の記者もまた、ロッテ担当2年目。成長著しい彼に負けないよう、実り多き一年にしたい。(浜浦日向)

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