ヤクルトにメジャー右腕イノーア!今季オリオールズで36戦登板、奥川とV奪回ローテだ - SANSPO.COM(サンスポ)

ヤクルトにメジャー右腕イノーア!今季オリオールズで36戦登板、奥川とV奪回ローテだ

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 ヤクルトは5日、今季米大リーグ、オリオールズで36試合に登板した右腕、ガブリエル・イノーア投手(26)の獲得を発表した。年俸60万ドル(約6540万円)プラス出来高払いの単年契約で、背番号は「25」。188センチの長身から、150キロ超の直球にシンカーやスライダーを織り交ぜ、ゴロを打たせる投球が持ち味。奥村政之編成部国際担当部長は「非常にコントロールが良い。勝てる投手になる」と先発投手として期待した。

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 海を渡り、東京・神宮球場に、ゴロの山を築く。高津新体制のヤクルトが、今季オリオールズで36試合に登板したイノーアの獲得を発表。ドミニカ共和国出身の右腕は、球団を通じてコメントした。

 「素晴らしい機会を与えてくださったヤクルトスワローズに感謝したい。人生の新たな経験として日本でプレーすること、そしてチームの勝利に貢献することを楽しみにしている」

 イノーアは188センチ、93キロの体からボールを動かし、ゴロを打たせるタイプの投手だ。150キロ超の直球に加えてスライダー、シンカー、チェンジアップが武器。他にもツーシーム、カーブ、カットボールを操る。2016年にメッツでメジャーに初昇格し、大リーグ通算55試合で4勝13敗、防御率5・39。今季は13試合に先発するなど36試合で1勝10敗、防御率5・61で、11月4日にフリーエージェント(FA)になっていた。

 奥村編成部国際担当部長は「非常にコントロールが良い投手。まだ若い。長いイニングを投げられる。しっかり先発をやってくれる人を探していた」と、先発投手として期待。「四球を出さないのは大きな要素」と今季大リーグで110回2/3を投げ、26四球(与四球率2・11)だった点を評価した上で、「オーソドックスな投手。球の揺らし方は、バリントンぽい」と、広島で来日初年度の11年に13勝をマークするなど、日本で通算45勝を挙げた193センチの長身右腕、バリントンの姿に重ねた。

 ヤクルトは今季のチーム防御率4・78が12球団ワーストと、投手陣再建が課題だ。今オフは、今夏の甲子園準優勝右腕・奥川(星稜高)のドラフト1位指名に続き、遊撃手のエスコバー(前ホワイトソックス3A)、経験豊富な捕手の嶋(前楽天)、来季4年目の左腕・長谷川(前ソフトバンク)らの獲得が決定と、積極的な補強を続けている。

 外国人はマクガフ、スアレスの残留が決定。ハフは退団、バレンティンはソフトバンク移籍が決定的となっている。今後、もう1人投手の獲得を目指しており、ブキャナンとは新外国人投手との交渉次第で来季の契約を決める。今季最下位からの逆襲へ、布陣を整えていく。

★バリントンとは

 2011年から5年間、広島、オリックスで先発投手としてプレーした身長190センチ超の大型右腕。02年ドラフト1巡目(全体1位)でパイレーツに入団。05年にメジャーデビューし、5シーズンで通算26試合、1勝9敗、防御率5.62。ロイヤルズなどを経て11年に広島へ移籍し、13勝。13年には開幕投手を務め11勝。15年にはオリックスでプレー。日本通算124試合で45勝45敗、防御率3.25。現在はブルワーズの国際スカウト。

ガブリエル・イノーア(Gabriel Ynoa)

 1993年5月26日生まれ、26歳。ドミニカ共和国出身。2009年にメッツと契約し、16年にメジャーデビュー。17年からオリオールズでプレー。メジャー通算成績は55試合に登板し、4勝13敗、防御率5.39。マイナーでは16年に3Aで12勝(5敗)を挙げるなど主に先発を務め、162試合の登板で66勝39敗1S、防御率3.60。188センチ、93キロ。右投げ右打ち。来季年俸60万ドル(約6540万円)。背番号25。

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