阪神新助っ人はメジャー92発・ボア最有力、右の強打者・ロドリゲスも調査 - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神新助っ人はメジャー92発・ボア最有力、右の強打者・ロドリゲスも調査

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メジャー通算92発のボア。貧打解消の切り札となる  阪神が来季の新外国人として、大リーグ通算92発のジャスティン・ボア内野手(31)=エンゼルス=を最有力候補に挙げていることが19日、わかった。また、マイナー通算174発のアデルリン・ロドリゲス内野手(28)=パドレス3A=を獲得調査していることも判明した。

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 秋季キャンプを打ち上げた日、虎の来季の命運を握る4番の最有力候補が判明した。身長193センチ、体重122キロの巨漢から繰り出すパワーで、メジャー通算92発の実績を持つボアだ。

 谷本球団副社長兼本部長は「まだリストはだいぶいますよ。200人くらい」と多くは語らなかったが、関係者の話を総合すると、獲得調査リストの最上位にボアの名前があるという。

 2009年にカブスと契約。13年オフにマーリンズに移籍し、翌14年にメジャーデビューすると15年には129試合に出場して23本塁打。17年には108試合で打率・289、25本塁打、83打点をマークした左の長距離砲だ。

 マーリンズ時代はイチローとチームメートで、17年オフには神戸の自主トレに参加。ツーショット写真をツイッターに投稿するなど、イチローのことを尊敬している。エンゼルスではDHを争った大谷のライバル。今季は52試合で打率・172、8本塁打、26打点にとどまったが、31歳とまだまだ老け込む年齢ではない。

 今季、阪神の総得点538はリーグワースト。105試合出場で打率・284、12本塁打、49打点をマークしたマルテは残留濃厚だが、貧打解消にはさらなる助っ人の力が欠かせない。阪神は、これまでタイラー・オースティン内野手(28)=ブルワーズ=をリストアップしていたが、DeNAに獲得を許す形となり、すぐさまボアにシフトチェンジした。

 ボアだけでない。球団関係者は「投手は若手が育ってきている。課題は打撃陣だ。新たに外国人打者を2人獲得して、マルテを含めた3人で競争させてみるのもひとつの手」と説明。外国人野手3人制を採用すべきという声も球団内にあり、ドミニカ共和国出身のロドリゲスの調査も行っている。

 昨年はロッテの秋季キャンプにテスト生として参加。メジャー経験はないが、今季はパドレス3Aで、75試合に出場して打率・321、19本塁打、64打点。現在は母国で開催されているウインターリーグに参加しており、球団関係者は「最近は、中南米出身の外国人選手が日本で活躍することが多い。彼も日本で化ける可能性のある選手の一人だと思う」と話す。

 今オフはFA補強に動かなかった虎。得点力アップへ、助っ人獲得に全力を注ぐ。

★阪神・今季の外国人野手

 マルテとナバーロの2人制で開幕し、7月にソラーテが加入した。マルテは右ふくらはぎの張りで出遅れたが、8月上旬から4番を務めるなど105試合出場で打率・284、12本塁打、49打点をマークし、残留濃厚。ナバーロは15試合出場で打率・209、2打点。4月29日に2軍落ちしてから1軍昇格はなく、退団となる見通し。ソラーテはデビュー当初は持ち味を発揮したが、拙守や打撃不振に悩まされて8月19日に2軍落ち。20試合出場で打率・188、4本塁打、9打点と振るわず、9月9日に契約解除となった。

ジャスティン・ボア(Justin Bour)

 1988年5月28日生まれ、31歳。米ワシントンDC出身。2009年D25巡目でカブスに入団。13年にマーリンズへ移籍。14年にメジャーデビュー。18年にトレードでフィリーズへ移籍。今季はエンゼルスで52試合に出場し、打率・172、8本塁打、26打点。メジャー通算559試合に出場し、打率・253、92本塁打、303打点。193センチ、122キロ。右投げ左打ち。

アデルリン・ロドリゲス(Aderlin Rodriguez)

 1991年11月18日生まれ、28歳。ドミニカ共和国出身。08年、メッツとマイナー契約し、マリナーズ、オリオールズを経て今季はパドレスに所属。今季は3Aで75試合に出場し、打率・321、19本塁打、64打点。マイナー通算1058試合、打率・269、174本塁打、700打点。190センチ、95キロ。右投げ右打ち。

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