阪神・岩貞、“昌の教え”大収穫「やってること間違っていない」 - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神・岩貞、“昌の教え”大収穫「やってること間違っていない」

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岩貞は“昌さん効果”もあって2回をともに三者凡退に抑えた  阪神秋季C(17日、安芸タイガース球場)阪神の安芸秋季キャンプで17日、紅白戦が行われた。白組で先発した岩貞祐太投手(28)は、2回を投げていずれも三者凡退。今キャンプで臨時コーチを務めた山本昌氏(54)=元中日=の教えで、復活へ視界を明るくした。紅組の2番手で登板した藤浪晋太郎投手(25)は、2回3失点。収穫もあったが、2四球1暴投と課題も残した。

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 まだ朝日が差し込む安芸のマウンドで、攻めの投球でねじ伏せた。白組の先発で登板した岩貞が2回をパーフェクト。力強い直球に山本昌臨時コーチから伝授されたチェンジアップを織り交ぜ、6つのアウトを奪った。

 「バッティングカウントで低めにボールを集めることができました。真っすぐを中心に、思った通りの投球をすることができたと思います」

 一回を三者凡退、二回も簡単に2死を奪うと、最後の上本も強気に攻め抜いた。3球連続ボールから、直球でファウルを奪ってカウント3-2。最後はチェンジアップを低めに決めて空振り三振とした。「昌さんに教わったスクリューを投げているうちに(チェンジアップが)すごくよくなってきました。腕がしんどいくらい手首を立てて投げていたら、真っすぐもよくなった」。レジェンドからの助言を、体に染み込ませていた。

 キャンプ序盤からの取り組みの成果でもある。第1クール4日目の3日には、ブルペンで直球のみを126球。「ボールが“死んで”も、低めに投げ続ける練習をした。それがつながったんじゃないかと思います」。辛い状況でも、コントロールできる練習も積んだ。

 見守った矢野監督も「取るところで取って、押し込むところで押し込むという、自分のやりたいことがしっかりできていた。きょうぐらいのボールが普通になってくれると、計算できる投手にどんどんなってくれる」と高く評価。今季、左腕の先発はガルシアが6勝、岩田と高橋遥が3勝、岩貞が2勝と柱が不在。「他の球団を見ても、左との対戦(打)率が悪いチームが何となく多い気がする」と分析する指揮官は「出てきてほしい」と2016年に10勝(9敗)を挙げた岩貞の完全復活を期待した。

 「これを継続していかないといけない。やっていることは間違っていないと思いました」

 こう語って手応えをにじませた左腕。安芸での収穫を生かして、充実のオフシーズンにする。 (箭内桃子)

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