阪神・藤浪、「縦振り」手応えも課題2四球1暴投「制御できる球とできない球はっきり」 - SANSPO.COM(サンスポ)

阪神・藤浪、「縦振り」手応えも課題2四球1暴投「制御できる球とできない球はっきり」

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藤浪は北條(奥)に2点打を浴び、打球のゆくえを見つめる  阪神秋季C(17日、安芸タイガース球場)直球が打者の足元へ大きく外れると、天を仰いだ。藤浪が今キャンプ初めて実戦に登板。収穫の一方で課題もあり。“リニューアル完了”とはいかなかった。

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 「2イニング目、点数は取られましたけど、いい感じにはなっていた。そういうのをマウンドに上がった時点から、いい感覚で投げたかったなというのはあります」

 三回に2番手で登場。立ち上がりは制球がバラつき、安打と四球で無死一、二塁とされると、木浪の2球目は引っかかって足元へ。二飛に抑えたが、北條に2点打を浴びた。ただ、四回は制球がまとまり、最速153キロをマーク。1失点はしたものの、変化球で2つの空振り三振も奪った。

 今キャンプでは山本昌臨時コーチから腕を縦に振れるように手首を立てて投げるなど、さまざまなアプローチで指導を受けた。「それを頭に入れながらマウンドに上がったんですけど。制御できる球とできない球とがはっきりしていた」と悩ましげ。プロ入り後、初めて1軍で0勝に終わった今季最後の“実戦”は2回3安打3失点。30球で2四球1暴投と、引き続き制球の課題を残した。

 ただ、収穫もあった。三回、陽川を二ゴロ併殺に仕留めた打席は「しっかり上からたたけた」と縦振りに手応え。金村投手コーチも「陽川のところはすごくよかった。前進したかなと思います」と認める。矢野監督も「抜けるボールはなかった。練習では、できる確率が上がってきている。実戦の中でそれをどう増やしていけるか」と今後の見通しを語った。

 「ブルペンでできていることを、しっかり出せているところもある。その確率を高めていかないとと思います」

 藤浪もやるべきことはわかっている。道半ばだが、来春には新たな姿を披露してみせる。 (織原祥平)

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