ヤクルト、メジャーMVP遊撃手・エスコバー本格調査! - SANSPO.COM(サンスポ)

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ヤクルト、メジャーMVP遊撃手・エスコバー本格調査!

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ロイヤルズ時代の2014年、同僚だった青木(左)とハイタッチを交わすのエスコバー。来季は再び同じユニホームに袖を通すかも!?  ヤクルトが新外国人として米大リーグ通算1437試合に出場した大物遊撃手、アルシデス・エスコバー内野手(32)=前ホワイトソックス傘下3A=の獲得調査を本格化させていることが29日、分かった。ロイヤルズ時代の2015年に世界一に貢献し、ゴールドグラブ賞も受賞したメジャー屈指の名手。高津臣吾新監督(50)の下、最下位からの逆襲の起爆剤として期待される。

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 ボブ・ホーナー級の衝撃だ。ヤクルトがメジャー通算1437試合に出場した名遊撃手、アルシデス・エスコバーの獲得を目指していることが明らかになった。

 エスコバーはベネズエラ出身の32歳。広い守備範囲と強肩を持ち、大リーグ屈指の名手として知られる。2010年にブルワーズで正遊撃手に定着し、同年オフにロイヤルズへ。10年から18年まで9年連続で140試合&100安打以上をマークし、通算1367安打を放った。

 12年に自己最高の打率・293を記録した勝負強い打撃だけでなく、シーズン30盗塁を2度。通算でも174盗塁の俊足が持ち味だ。

 ファン投票で球宴に初出場した15年は、キャリアの中でも輝かしい実績を残した。ア・リーグ優勝決定シリーズでMVPを獲得。さらにワールドシリーズ第1戦で初回先頭打者としてシリーズ史上86年ぶりのランニング本塁打を放った。ワールドシリーズ制覇にも貢献し、自身初のゴールドグラブ賞も受賞した。

 今季はホワイトソックス傘下3Aでプレー。96試合で打率・286の成績を残しながら、8月2日に解雇された。

 そのエスコバーに目を付けたのが、高津新監督が率いるヤクルトだ。最下位からの再建を目指す中で、投手を含めたセンターラインの強化が最大の課題になっている。

 今季の739失点は12球団ワーストで、97失策はワースト2位。特に遊撃手は、レギュラーを期待された西浦が左肘を骨折するなど38試合の先発出場にとどまった。奥村が51試合、広岡が40試合で先発したものの、固定できなかったポジションの一つ。エスコバーは補強ポイントに合致する。

 球団には過去、メジャーで実績のある外国人が在籍した。MLB通算218本塁打を記録したホーナーは1987年に来日。『赤鬼』や『黒船』の異名を持ち、31発をマーク。“ホーナー旋風”を巻き起こした。

 ワニを食べることでも有名になった同256発のラリー・パリッシュは89年に本塁打王(42本)に輝いた。同41発のエスコバーは長距離打者でないが、走攻守に三拍子そろった選手。三塁や二塁、外野も守れるだけに大きな戦力アップとなる。

 日本と縁もある。DeNAのエドウィン・エスコバー投手(27)はいとこ。青木とは2014年にロイヤルズでチームメートだった。大物助っ人との契約合意を目指していく。

アルシデス・エスコバー(Alcides Escobar)

 1986年12月16日生まれ、32歳。ベネズエラ出身。2003年にブルワーズと契約。08年にメジャーデビューし、10年オフにトレードでロイヤルズ移籍。15年にはア・リーグ優勝決定シリーズMVP。同年に遊撃手でゴールドグラブ受賞。今年3月にホワイトソックスとマイナー契約を結び、3Aで96試合に出場、打率・286、10本塁打、70打点。185センチ、92キロ。右投げ右打ち。

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