【エモやんの舌好調】原イズムの集大成 - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

【エモやんの舌好調】原イズムの集大成

更新

5回、同点の中越え本塁打を放つ巨人・岡本=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)  (セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦、巨人4-1阪神、巨人4勝1敗、13日、東京D)原イズムの集大成といえる勝利だね。

<< 下に続く >>

 まず同点弾の岡本。数字が上がらない中、我慢して主砲として使い続け、自覚を植え付けていった。体は絞れて、切れも出て、大事な舞台で大当たりするまでに、仕上がった。来季は真の4番として計算できるよ。

 駄目押し2ランのゲレーロに対しても、スタメンから外したり、2軍に落としたり、シビアな姿勢で起用した。プライドの高い外国人で、しかも元本塁打王に、不平不満を言わせることなく、かつ、ここぞの場面で何度も貴重な一発を打たせる。見事な操縦術だね。

 セーフティーバントで決勝点を挙げた丸にしたって、本来はマイペースなタイプ。送りバントなど、原監督が求めるチームプレーを体感しながら、ゲームを読む力を蓄えた。意表を突くセーフティーバントこそ、その結晶だ。

 見逃せないのが三回、8、9番の粘り。田中俊が7球、投手の高橋が8球。三者凡退に終わりながら、西に球数を費やさせたことが、逆転への布石になっている。上位打線から下位打線まで、チーム総がかりで攻略したといっていい。

 打力に頼らず、なんとかしてゲームをモノにしていく。原野球が染みついた巨人は、日本シリーズでも、ここ最近のセ代表と、ひと味もふた味も違うと思うよ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

試合結果へ

PR