ソト様~梶谷様~!DeNA、2人で0-7大逆転 首位・巨人と“ラミクル”3差 - SANSPO.COM(サンスポ)

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ソト様~梶谷様~!DeNA、2人で0-7大逆転 首位・巨人と“ラミクル”3差

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延長十一回にソト(中央)がサヨナラ3ラン。田代チーフ打撃コーチ(左)らと歓喜のタッチを交わした(撮影・矢島康弘)  (セ・リーグ、DeNA11x-8広島=延長十一回、25回戦、DeNA13勝11敗1分、19日、横浜)DeNAは19日、広島最終戦(横浜)に延長十一回、11-8でサヨナラ勝ち。最大7点差をつけられる大敗ムードを吹き飛ばした。梶谷隆幸外野手(31)が六回に代打でプロ通算100号となる同点の満塁弾を放つなど計5打点。最後は計6打点を挙げたネフタリ・ソト内野手(30)の42号3ランで試合を決めた。3試合の直接対決を残す首位・巨人とのゲーム差は3。「メークミラクル」ならぬ「メークラミクル」へ、勢いはベイにある。

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 劇的な結末に、選手たちは我を忘れてベンチから飛び出した。大敗ムードを覆すサヨナラ勝利。横浜スタジアムに青い歓声がうずまいた。

 「こんな結果を確信していたと言ったら嘘になる。見たこともない試合が一番いいタイミングでできた」

 ラミレス監督も興奮を隠せなかった。8-8の十一回無死一、二塁。ソトが、この日2本目の本塁打となるサヨナラ3ランで決着をつけた。粘った11球目。今村のフォークボールを仕留めたキング独走の42号に「全員の力が結集し、逆転できた」と息を弾ませた。

 エース・今永が7失点と大乱調。五回を終えた時点で0-7という一方的な流れを変えたのは梶谷だ。ソトの3ランで4点差とした六回、なお1死満塁から代打で右翼席中段へ同点のグランドスラム。「最高!」と振り返った一撃は、プロ13年目で通算100号のメモリアル弾となった。

 最大7点差をつけられたところで、現役時代に阪神などで活躍した坪井打撃コーチが「元気出していこう!」と号令をかけていた。期待に応えた梶谷は「気持ちで勝ったんじゃないかな」と笑みを浮かべた。

 31歳。抜群の身体能力を誇るが、度重なるけがに苦しむプロ人生を歩んできた。昨年12月に結婚。決意を持って臨んだシーズンだったが、不振で5月から2軍暮らしが続いた。「これで駄目なら、もう終わり」と“背水”の決意で8月に1軍昇格。不慣れな代打起用に戸惑いながら、対戦投手のシミュレーションなど準備を徹底してきた。

 再び勝ち越された八回の中堅守備では2死二塁で代打・磯村の右中間に抜けそうな打球を走りながらスーパーキャッチ。その裏には再び同点とする適時二塁打を放ち、攻守で勝利を演出した。

 「みんなの気持ちが乗ったゲーム。優勝に向かって必死に頑張っているので、そこだけを意識して頑張りたい」と梶谷。20日から3ゲーム差に詰めた巨人との2連戦。3位とは2・5差に広げ、クライマックスシリーズ(CS)の本拠地初開催にも大きく前進した。いちるの希望がある限り、ハマの勇者たちは決して諦めない。 (佐藤春佳)

★ナッツ効果!?

 大一番を前に、選手食堂には「さあ大一番! 集中力を高めよ!」の張り紙が。さらに、管理栄養士からは「試合中の血糖値をしっかりとキープして、高い集中力を発揮しよう」という説明書きとともにアーモンド、パンプキンシードなどの素焼きナッツと高カカオのチョコレートが差し入れられた。ナッツはブドウ糖を脳に送りつつ血糖値の乱高下による集中力の低下を防げる「低GI食品」。4時間近い試合で集中を切らさなかった要因は、ひとつまみのナッツにあった?!

データBOX

 〔1〕DeNAが最大7点差を逆転して勝利。DeNAの7点差逆転勝ちは2013年8月31日のヤクルト戦以来6年ぶり。同年は3度の7点差逆転勝利を記録した。

 〔2〕梶谷が六回、斎藤の代打で満塁本塁打。梶谷の満塁本塁打は17年5月6日のヤクルト戦に次いで2年ぶり3度目で、代打では初。DeNAの代打満塁本塁打は、4月4日のヤクルト戦の佐野、6月9日の西武戦の楠本に次いで今季3本目。

 〔3〕ソトがサヨナラ3ランを含む1試合6打点。ソトのサヨナラ本塁打は2018年9月17日の阪神戦に次いで2度目。1試合6打点は自己最多タイ。

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