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【球界ここだけの話(1719)】M点灯目前のソフトバンク、柳田&岩崎復帰でラストスパートへ

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オリックス戦の七回、本塁打を放つソフトバンク・柳田=22日、ヤフオクドーム(撮影・村本聡)  ラストスパートは「開始」というより「準備中」というところだろう。首位を走るソフトバンクに、また故障者が帰ってきた。21日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で、4月に左膝の肉離れで離脱した柳田悠岐外野手(30)と昨年2度の右肘手術を受けた岩崎翔投手(29)が同時に復帰した。

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 4打数1安打の柳田は「歓声も聞こえないくらい普通に(集中して)入っていけました」と振り返り、1回1失点の岩崎は「緊張もしたし、最初に1軍に上がったときのような感じでした」と苦笑い。復帰の瞬間の感情は対照的でも、試合を終えた感想は同じだ。主砲は「楽しいです。またしびれる野球ができてうれしい」。右腕は「やっぱり、ここで投げるのが一番だなと思いました」。本来の職場に戻った幸せを感じていた。

 復帰はもちろん、二人とも今後の上積みが十分に見込めることが好材料だ。安打を放った初打席を「ひどい。タイミングも合わないし、ボールとの距離感もとれないし」と振り返った柳田は、さすが。翌22日の同戦では本塁打も放ち、23日のロッテ戦(ZOZOマリン)でも3試合連続安打。「最初の1打席だけで、あとは普通です」。四球で好機を作るシーンも目立ち、順調に感覚を取り戻している。

 岩崎も「絶好調ではないです。50%くらい。肘は心配していないけど、技術的にもう少し上げたい」と語っていた。合流した21日も遠投やブルペン投球など精力的に動いた。倉野投手コーチは現状を理解した上で「予定よりも早めに上げた」と認める。「いい状態になる兆しがあるから。本来の力を出せれば当然、勝ちパターン(のリリーフ)に組み込める投手」。先を見据えて上昇カーブの途中で1軍昇格。本人の調子と同時に第一線での戦う感覚も取り戻させる方法を選択した。

 8月中旬、工藤監督は上位チームとの対戦が続く前に「山はもう少し先にあると考えている」と話していた。残り30試合を切ってマジック点灯は目の前だが、まだムチを握る手に力を込め始めたところ。振り下ろすタイミングに注目だ。(安藤理)

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