30歳マー君、日本投手現役最多の日米171勝!もう松坂&岩隈抜いた - SANSPO.COM(サンスポ)

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30歳マー君、日本投手現役最多の日米171勝!もう松坂&岩隈抜いた

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九回途中まで無失点に抑えた田中。躍動感あふれる投球フォームだ (共同)  ブルージェイズ0-1ヤンキース(11日=日本時間12日、トロント)米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(30)がブルージェイズ戦に先発し、8回0/3を3安打無失点。1-0の勝利に導いた。今季8勝目(6敗)は現役の日本投手で単独トップとなる日米通算171勝目(日99勝、米72勝)。直近3試合で計19失点したマー君が復調を印象付けた。

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 精密なコントロールで自在にゲームメークした。田中は九回途中まで無失点で今季8勝目。現役の日本投手でトップとなる日米通算171勝目(日99勝、米72勝)を挙げた。

 「制球面でほとんど思い通りに投げられていたと思う。そこが良かった要因」

 170勝で並んでいた岩隈久志(現巨人)と松坂大輔(現中日)を超えた。群を抜くのは試合数の少なさと勝率だ。

 田中は331試合で171勝75敗、勝率・695。岩隈は376試合で勝率・612(170勝108敗)。松坂は376試合で勝率・614(170勝107敗)。ただ田中は個人記録に関心はなく、「(感想は)ないです」とポツリ。チームの白星が最優先事項だからだ。

 九回。先頭打者に安打を許し、ブーン監督が交代を告げにベンチを出ると、田中は悔しそうなしぐさを見せた。「流れ的にはそうですよね。チャプマンも(肩を)つくっていたし」。それでも守護神が試合を締め、7月20日(日本時間21日)のロッキーズ戦以来22日ぶりの勝利をつかんだ。

 「いい集中力で相手打者と勝負できた」

 94球でわずか3安打に抑え、二塁すら踏ませなかった。三者凡退は5度で四死球はゼロ。復調のきっかけをつかむための努力を重ねていた。

 12失点を喫した7月25日(同26日)のレッドソックス戦の翌日から3日連続で投球練習。球種が読まれていた可能性のあるフォームを修正した。同時に落差の切れを欠くなど不調に陥ったスプリットも多投し、3登板前から握りを深く変えた。

 スプリットの精度が上がったことで他の球種が生きた。この日奪った三振は、4。さらに、セットポジションでは、胸の位置で構えていたグラブをベルトの位置まで落とした。「ああやって投げることは今まで何試合もあった。違和感はない」。豊富な“引き出し”を生かし、マー君の良さが蘇った。

 「この1勝を、いい流れに持っていきたい」

 チームはア・リーグ東地区で2位のレイズに8・5ゲーム差をつけて首位。2012年以来の地区優勝、09年以来のワールドシリーズ制覇へ。メジャー挑戦から6年目を迎えた田中が、初の栄冠のために突き進む。

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