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雄星が本気で物申す!大船渡・佐々木問題で連戦に異議あり「日程を考えて」

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菊池は後輩球児たちの未来を思い、考えを明らかにした(AP)  【シアトル(米ワシントン州)25日(日本時間26日)】全国高校野球選手権大会岩手大会の決勝(25日)で、最速163キロを誇る大船渡高・佐々木朗希投手(3年)が登板を回避したことについて、相手の花巻東高OBである米大リーグ、マリナーズの菊池雄星投手(28)が言及。「そういう(連投になる)日程になっていることを、考えていかなきゃいけない」などと、過密スケジュールを強いられる高校球界の“構造改革”を訴えた。

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 今や米国で奮闘する菊池も、故郷を発信地とした高校球界の話題が気になった。前日25日に行われた岩手県大会決勝について言及。優勝した母校・花巻東高の甲子園出場について、「うれしいですよね。僕も本当に後輩たちに元気をもらいました」と笑顔でエールを送った一方で、大船渡高の佐々木が先発を回避したことについては、真剣な表情で言葉を並べた。

 佐々木は決勝前日の準決勝で129球を投げて完投。決勝は国保陽平監督の「故障を防ぐ」との判断で試合に出場せず、2-12で大敗して最後の夏が終わった。菊池は「大変な決断だっただろうし、監督と佐々木くんの信頼関係は相当なものだったと思う」と話すと同時に、こう訴えた。

 「ただ、投げる、投げないということが問題ではなく、そういう日程(大船渡は5日間で4試合)になってしまっていることを、もう少し全体的に考えていかなきゃいけない」

 自身も高校時代に連投や故障を経験した。2009年夏の甲子園では、開幕前の練習で背中を痛めた。それでも3回戦まで3戦連続完投勝利。明豊高(大分)との準々決勝では先発したが、背筋痛が悪化して五回2死に降板。中京大中京高(愛知)との準決勝は先発を回避し、四回に救援登板も打たれ、1-11で大敗。「人生最後の試合と思って、投げ切ろうとしたけど…」と号泣した。

 「中0日とか中1日とか、佐々木くんに限らずですけど、毎年、投げ過ぎというのが話題に出る。そこをクリアしていかなきゃいけない時期に来ているんじゃないかなと、僕は思います」

 多くの地方大会で準決勝、決勝と2日連続で行われるなどしている、現状の厳しいスケジュールの改善を望んだ。

 「やっぱり高校生にとっては、『今、この瞬間』みたいなところがある。僕は幸運にもこうやって投げているわけですが、逆にけがをして大学以降投げられない投手も大勢いる。僕が言うのは難しい部分もあります」と菊池は険しい顔をしつつ、「ただ日程は…厳しい日程なのは間違いないですよね。そこはね」と繰り返した。

今秋のドラフト会議で佐々木の1位指名を公言している日本ハム・栗山監督「どういう状況なのか、中の人にしか分からない。いろいろな意見があるけれど、真剣に考えることが大事。何が正しいとか、答えはない」

全日本野球協会・山中正竹会長「時代の変化、価値観の違いなどがあり、指導者もバージョンアップが必要。今後、日本高野連関係者とも話をします」

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