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【土井正博の豪傑球論】勝ち試合も反省してほしい一回の阪神・近本の走塁ミス

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 (セ・リーグ、阪神5-2ヤクルト、14回戦、阪神9勝3敗2分、21日、甲子園)五回に近本の3ランで救われたが、手放しで喜べる試合ではなかった。

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 近本の場面も、投手陣に余裕があるチームが相手ならば左腕を投入されてもおかしくない。序盤から点を取れるべきところで取れなかったことを大いに反省してほしい。

 一回は近本の走塁ミスが痛かった。無死一、三塁で糸井の一ゴロで本塁を狙って、憤死。一塁手・村上が目でけん制し、一塁ベースを踏みにいった段階で、近本は自重しなければいけなかった。次が4番・大山。1死二、三塁であれば外野は前で守るため、大山の右飛は2点打になっていた可能性があった。

 直球が120キロ前半の山中に対しても各打者が強引すぎた。センターから逆方向を狙って“詰まるイメージ”で打たなければ突っ込んでばかりになる。

 矢野監督の後半戦にアドバイスを送るとすれば采配にメリハリをつけることだ。この日を例に出せば山中攻略には左打者がポイントになるだけに、遊撃に鳥谷や植田海を入れるのも手だっただろう。こちらが何かを仕掛けることで相手が嫌がる。選手もベンチもしつこい野球をもっと目指すべきだ。近本に救われた試合を糧にしてほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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