【黒田正宏 軍師の断】五回、平田に一発だけは打たれてはいけなかった阪神・望月 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【黒田正宏 軍師の断】五回、平田に一発だけは打たれてはいけなかった阪神・望月

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阪神・望月  (セ・リーグ、中日6-4阪神、14回戦、中日10勝4敗、17日、豊橋)4番・大山が打った試合は勝たないと! ストレートにそう言いたい。5番に入れた原口も勝負強さを発揮。ようやく晴れ間がのぞいたかと思えたからこそ、勝つことで、チームの流れを作りたかった。

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 どうしても黒星が続ければ閉塞(へいそく)感が生まれる。「あの場面で抑えていけば…」「あの場面で打っていれば…」と投手野手それぞれに思うが、今、そういうことを言っている状況ではない。

 この日でいえば、勝ちパターンの投手であるにも関わらず、3連投を強いられた藤川は責められない。チームの顔である大山が結果を出している以上、プロ初先発の望月が奮起しなればいけなかった。力みもあっただろうが、立ち上がりからいい球と悪い球がハッキリしていた。序盤は先頭打者を許しても併殺でピンチを脱出していたが、五回に平田に浴びた同点2ランはまずい。一発だけは打たれてはいけない。あと1イニングを抑えると勝ち投手の権利。バッテリーとして、状況に応じた慎重さが必要だった。この中日3連戦は点を取れば取られ、最後に土俵を割ってしまうという繰り返し。ベンチの采配、ナインの意識ともに「この試合は絶対に勝つ」という執念がみたい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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