則本昂が劇的復活!右肘術後初登板で6回0封1勝、楽天の連敗「10」で止めた - SANSPO.COM(サンスポ)

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則本昂が劇的復活!右肘術後初登板で6回0封1勝、楽天の連敗「10」で止めた

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一回先頭の福田を三振に仕留め、ほえる則本昂。今季初登板でチームの大型連敗を止めた!! (撮影・土谷創造)  (パ・リーグ、楽天6-1オリックス、14回戦、オリックス7勝6敗1分、9日、楽天生命)楽天は9日、オリックス14回戦(楽天生命パーク)に6-1で勝ち、連敗を10で止めて3位に再浮上した。右肘のクリーニング手術を受けて離脱していた則本昂大投手(28)が今季初登板し、6回3安打無失点で初勝利。敗れれば球団ワーストの連敗記録に並ぶ危機を、帰ってきたエース右腕が救った。

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 負の歴史は刻ませない。今季初先発の則本昂が、6回無失点の快投を見せ、チームの連敗を10で止めた。

 「緊張感はすごくあったのでホッとした。僕が連敗を止めてやろうという気持ちで投げました」

 一回、本拠地のファンから「お帰りなさ~い!!」の温かい声を受けてマウンドに上がると、福田、大城を連続三振に斬り、早くもスタンドを熱狂させた。二回以降も変化球をストライクゾーンいっぱいに動かし、直球の最速は152キロを計測。90球と余力を残して降板した。

 この日、今季の主催試合の観客動員数が、球団史上最速の40試合目で100万人を突破。6年ぶりの優勝へ、期待が高まる中でチームは失速していた。最高のタイミングで帰ってきたエースは、嶋と臨んだお立ち台で「自分の場所は、ここなんだなと思った。フル回転するために手術を受けた。この後はバンバン飛ばして勝っていきたい」と熱い胸中を激白した。

 先発予定だった2月23日の巨人とのオープン戦初戦を右前腕の腫れで回避。3月11日に内視鏡で遊離軟骨を除去する右肘のクリーニング手術を受けた。走り込みで体重を6キロ減の80キロ前半に落とし「体の切れが本当にいい」という。前半戦出場が絶望的といわれる中、懸命なリハビリで早期復帰を果たした。

 球団から最大級の評価も受けた。3年契約の最終年となった今季から7年総額20億円規模の大型契約で大筋合意した。日本選手ではプロ野球史上最長に並ぶ長期契約の理由を、石井一久ゼネラルマネジャーは「リスペクト」と説明する。

 1軍復帰の目めどが立つと、自らを追い込んだ。愛車を英高級車「アストンマーティン」から、推定4000万円のイタリア車「ランボルギーニ」に乗り換えることを決断。受注生産のため納車は12月の予定だが「自分へのプレッシャーです。もう逃げられない。勝つしかない」と言葉に力を込めた。

 平石監督は「このタイミングで帰ってきてくれた。何かあるのではないか」と最敬礼した。頼れる男の復帰を号砲に、犬鷲軍団の逆襲が始まる。 (広岡浩二)

則本昂から六回に右翼フェンス直撃の二塁打を放ったオリックス・吉田正「打ったのはチェンジアップだと思う。真っすぐに力があった」

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