【田尾安志 タイムリーCheck!】必死さ足りない阪神、対策は1つ!ハンパない練習を - SANSPO.COM(サンスポ)

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【田尾安志 タイムリーCheck!】必死さ足りない阪神、対策は1つ!ハンパない練習を

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田尾氏は梅野のキャッチングについて指摘。もう少し集中して捕っていれば…(撮影・岡田亮二)  (セ・リーグ、中日6-1阪神、10回戦、中日6勝4敗、29日、ナゴヤD)必死さが足りない! リーグ戦が再開しても、阪神の拙守&拙攻は相変わらず。阪神OBで楽天初代監督の田尾安志氏(65)=サンケイスポーツ専属評論家=は、特に12球団ワーストの失策「66」を数える守備面に注目。この日は「E」ランプこそつかなかったが、随所に集中力不足を感じたと指摘した。

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 残念なことだが、必死さが伝わって来ない試合だった。

 顕著な例として挙げたいのは梅野のキャッチング。低めの球を上からミットで捕りにいったため、球審がストライクをコールしかけて、思いとどまりボール判定にした場面があった。ミットを下から上へという基本の捕球をしていたら、ストライク判定で三振だった可能性は大。状況は一変する。正捕手として頑張っている梅野だが、この日は1球1球に集中できていたのだろうか。必死だったかどうか。

 8番・加藤に3安打を許したのも、首をかしげる。普通、外寄りを右方向へ2本打たれれば、内角を攻めるものだが、それがなかった。らしからぬリード。途中交代は、ひょっとしたらベンチが物足りない部分を感じての交代かもしれない。

 またしても守備が乱れたのも残念。二回1死二、三塁から大野雄が放った右方向へのゴロ。一塁手・マルテは三走の本塁突入を予測して、思い切って飛び出して捕球。二塁手・糸原も打球処理のため前進してきて、結果、一塁ベースカバー不在で内野安打に。

 微妙な打球ではあるが、普段からコンビを組んでいるのだから、とっさの判断はできたはず。糸原が一塁ベースカバーに動けば、どうってことのないプレーだ。これも1球1球必死にプレーしていれば防げる失点。交流戦前の顕著な傾向だったミスの連鎖は、断ち切れていない。

 これだけミスで試合を失うとなると、対策は1つ。ハンパない守備練習だけ。私が西武で現役時代の頃の広岡監督は、オールスターまでユニホームを着ない日は1日もなかった。ただ今は、練習を強制してはダメ。首脳陣が「やってみよう」と呼びかけ、自主的にできるかどうか。当時の内野は石毛、辻、秋山…。若かった。今の阪神も大山、糸原、木浪、北條…。若い。強くなりたいなら、取り組んでほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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