【球界ここだけの話(1650)】ソフトバンク・上林が1軍復帰 ポジティブな背番号51の逆襲に期待 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1650)】ソフトバンク・上林が1軍復帰 ポジティブな背番号51の逆襲に期待

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ソフトバンク・上林  故障が目立つソフトバンクだが、レギュラーの一人が戻ってきた。右手薬指を骨折していた上林誠知外野手(23)が14日のDeNA戦(ヤフオクドーム)から復帰して、さっそく先発出場で4打数1安打。1点を追う九回2死二塁で二ゴロに倒れて最後の打者にはなったが、ポジティブな言葉が目立った。

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 「そんなに緊張はなかった。最後も打てるような気がしたんですけど。ドームは(2軍戦)と雰囲気も違うし、まず慣れること。その中で1本出たし、スムーズに入っていけると思います」

 今季は踏んだり蹴ったり。開幕前に背中を痛めた。なんとか出場した開幕カードで本塁打を放つなど上々のスタートを切ったが、直後に発熱。痛恨は4月17日のロッテ戦(ZOZOマリン)の右手への死球だ。出場を続けたが、痛みが引かずに打撃にも影響した。3度目の検査で骨折が判明し、5月10日に出場選手登録を抹消された。

 「正直いって、いろいろ重なって(精神的に)苦しかったです」

 2017年にレギュラーをつかみ、昨季は全試合に出場した。今季も「毎年前進できるように」とスタート。最初につまずき、やはり辛かったという。離脱後は釜元や周東が外野で活躍。周囲に思わず「戻っても出るところがない」とこぼした。それでも、1軍に復帰した日の言葉は、地に足が着いていた。

 「周りをみて焦るよりも自分。目先のことよりも長い目で。『いま打たないと』ではなく、100打席で30本とか、それくらい余裕を持ってやろうと思います」

 家族の激励もあったようだ。「もともとそういう考え方ではありましたけど家族とも話して、兄ちゃんにもそんなことをいわれました」。兄の泰源さん(27)は何かあれば、すぐに連絡をくれる存在。「全部自分のせい。無理をしているとこうなると分かったし、これも経験です。(状態は)まだ7、8割だと思うけど徐々にでも上げていければ」。シーズンは折り返し前。目先の結果よりも何よりも、前向きな姿勢が印象的な背番号51の逆襲が楽しみだ。(安藤理)

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