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【真中満氏 満点ど真ん中】日本ハム・吉田輝、ローテ入りも十分!質の高いストレートで抑えた

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広島に勝利し、栗山監督(左)と写真撮影に臨む日本ハム・吉田輝=札幌ドーム(撮影・福島範和)  (セ・パ交流戦、日本ハム2-1広島、2回戦、日本ハム2勝、12日、札幌D)デビュー戦としては、「素晴らしい」のひと言に尽きる。吉田輝は十分、先発ローテーションに入る力を持っている。

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 一回はさすがに緊張したのか。1番・長野への初球、2球目と、ストレートに伸びがなく、“おじぎ”をしているように映った。それでもストレート中心でピンチを乗り切った。捕手の石川亮も23歳と若く、打者ではなく投手本位、つまり、最も自信のある球を投げさせることを心がけたのだろう。

 二回以降は、指にかかった回転のよい、質の高いストレートに戻った。バッテリー間の、準備段階からの組み立ても、うまく運んだ。

 なにより評価できるのは、8割を占めたストレート(84球中67球)で、広島打線を抑えたこと。チーム全体で狙い球を絞り、束になって攻めてくる相手に、高めのストレートで、ファウルだけでなく、空振りも取っていた。一回の西川、二回の会沢、四回の磯村、五回の菊池涼。すべての奪三振が、そのボール。広島打線は、スピードガン以上の威力を感じたはずだ。

 尻上がりに調子を上げたことから、スタミナにも不安はないと見る。あとは、変化球の精度。カーブ、スライダーでカウントを稼ぎ、フォークボールでも打ち取れるパターンが確立されれば、投球の幅はもっと広がる。将来が楽しみだ。(サンケイスポーツ専属評論家)

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