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巨人・炭谷が西武・十亀撃ち かつての“庭”でリーグ2位死守に貢献

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4回、適時打を放つ巨人・炭谷=メットライフドーム(撮影・今野顕)  セ・リーグ2位の巨人は12日、西武2回戦(メットライフ)に9-4で逆転勝ちした。昨オフに西武からフリーエージェント(FA)権を行使して移籍した炭谷銀仁朗捕手(31)が古巣相手に初出場。四回に逆転の2点中前打を放ち、八回には捕手のタッチをかいくぐる“神走塁”で生還。13年間プレーしたかつての本拠地で、恩返しの大活躍だった。

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 帰ってきた古巣の本拠地、メットライフドーム。球場全体からの歓声と拍手に迎えられた炭谷は「ありがたいですね」。逆転を許し、1点を追う四回無死二、三塁では中前2点打を放った。

 「何とかしたいという思いがあったので。結果的にいいところにいってくれてよかったです」

 長年バッテリーを組んできた、先発右腕・十亀の内角直球をうまく運んだ。八回2死一、二塁では四球で出塁。亀井の三塁線を破る二塁打で、一気に本塁へ突入。捕手・森のタッチをかいくぐるも判定はアウト。だが、原監督のリクエスト要求でリプレー検証の結果、判定が覆りセーフとなる“神走塁”となった。

 守備では先発の田口が4点を失ったが、2番手以降は2安打しか許さない好リード。「試合をやる以上、西武は敵なので。何点あっても怖い打線。気は抜けない」と13年間プレーしてきたかつての“庭”でリーグ2位死守に貢献した。

 小学校低学年の頃、初めて野球観戦に訪れたのが東京ドームでの巨人戦だった。当時は、背中に「8」と「HARA」の文字が入った現監督のファン。レプリカユニホームを着て声をからしていた少年は、20年以上の時を超えて伝統のユニホームに袖を通し、憧れの人を胴上げするべく汗を流している。

 そのためには、努力は惜しまない。試合中にもブルペンに足を運び、積極的に球を受ける日々。リーグが変われば自軍の投手はもちろん、敵軍の打者の特徴も頭にたたき込む必要があるため、入団後は、書店で選手名鑑を購入。何冊かを読み比べ、選手を知ることから始めた。先入観が入らないように、昨年の成績など大まかな数字のみを確認。スマートフォンも併用しながら途中出場が多い選手もチェックした。

 「これで1勝1敗。また明日全力でいきたい」と炭谷。恩返しを果たし、チームを4カード連続の勝ち越しに導く。(赤尾裕希)

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