【黒田正宏 軍師の断】左の強打者に有効、ガルのカット気味速球 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【黒田正宏 軍師の断】左の強打者に有効、ガルのカット気味速球

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先発の阪神・ガルシア=横浜スタジアム(撮影・松永渉平)  (セ・リーグ、DeNA0-7阪神、12回戦、阪神9勝3敗、26日、横浜)ガルシアにとって、一回表裏の先頭打者がまずはポイントになった。久しぶりの1軍マウンド。どうしても力が入るところで、阪神の先頭の近本がホームランを打って、すぐに1点の援護をもらい、DeNAの1番・神里に対してはズバッと見逃し三振。気持ち的に、乗っていけたはずだ。

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 制球もよくなった。非常にまじめな性格で、2軍でもコントロールを意識して練習していたと聞く。少し時間はかかったが、いい調整ができたのだろう。テンポよくストライクを先行させることで、リズムができた。

 スライダー、チェンジアップも効いていたが、おっ!? と目を引いたのがカット気味の速球だ。四回。味方失策が絡み、無死一、二塁で4番の筒香を迎えた場面。追い込んでからファウルを奪った3球目、そして空振り三振を奪った6球目の外角球、ともに149キロとスピードが出ていたが、スッと小さく曲がっていた。多くは投げていなかったが、筒香のような左の強打者には、非常に効果的なボールだった。

 この制球力ならローテは任せていける。次は広島戦と思われるが、大いに楽しみだ。(サンケイスポーツ専属評論家)

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