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【若松勉 芯打ち登場】ヤクルト、3連発出ても11連敗

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五回、マウンドの高梨裕稔(右から2人目)のもとに集まるヤクルトナイン  (セ・リーグ、ヤクルト8-10中日、12回戦、中日7勝5敗、26日、神宮)ヤクルトは26日、中日12回戦(神宮)に8-10で敗れ、14連敗を喫した2017年7月以来、2年ぶりの大型連敗が「11」まで伸びた。三回に2番・青木、3番・山田哲、4番・バレンティンの3者連続本塁打が飛び出したが、投手陣が打ち込まれて、逆転負け。1999-2005年に監督を務め、01年は日本一に導いた若松勉氏(72)=サンケイスポーツ専属評論家=が泥沼脱出へ、3つの緊急提言をした。

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 3日連続で真夏日を記録した東京。神宮では三回に青木、山田哲、バレンティンの3連発で一時は4点をリードしたが、ヤクルトは敗れた。

 泥沼の11連敗。この日のポイントは2点リードの五回1死満塁だった。97球を投げて疲れが見える高梨を続投させたが、5番・高橋、6番・モヤと左打者を続くことを考えれば、左腕・ハフら救援投手を起用すべきタイミングだった。今のチームに必要なのは白星。そのために、私がチームへ3つの提言をしたい。

 〔1〕好調の救援投手を勝負どころで惜しみなく投入する

 もちろん、先発の踏ん張りは不可欠だ。しかし、首脳陣が我慢し、続投が裏目に出れば、野手と投手の信頼関係が崩れる恐れもある。まずは目の前の1勝へ、短期決戦のように救援投手を早めに投入してほしい。

 〔2〕リードされたときこそ大振りするな

 一回に3点を奪ったヤクルト。5月15日の広島戦(マツダ)以来、9試合ぶりに先制した。ところが五回、中日に逆転された後、打線がつながらなくなった。リードされた展開では、各打者の大振りが気になる。大型連敗中、打者は「俺が打つ!」と気負いやすい。つなぐ意識をもってスイングすべきだ。

 〔3〕村上を守備の負担が減る一塁手で起用する

 村上は前日25日の中日戦は先発から外れた。今季の失策数(11)を考えての措置だろうが、今は経験を積ませてほしい。この日は「5番・一塁」で先発。村上は三塁手ではスローイングに難があるなど課題は多い。ただ、一塁なら戦力になる。一回に中日・清水から先制の2点二塁打を放った場面では内角高めの速球に詰まらされたが、右中間まで運んだ。

 村上は課題である内角の速い球も、ファウルにしながら四球を選ぶ能力を備える。本塁打だけでなく、出塁できる点も魅力だ。まだ19歳。野球技術を吸収しやすい時期だけに、試合経験を積めば、さらに伸びるに違いない。

 最後にチームへ。リードされた場面、ベンチでは暗い表情をした選手が目についた。それぞれが悔しい気持ちを持っているのは分かるが、今こそ一人一人、奮い立て-。連敗を止めれば、流れは変わるはずだ。(サンケイスポーツ専属評論家)

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