6年総額7・7億円超!鷹、昨年米ドラフト1巡目指名スチュワートと合意 - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

6年総額7・7億円超!鷹、昨年米ドラフト1巡目指名スチュワートと合意

更新

昨年のドラフト会議でブレーブスに1巡目指名を受けたスチュワート。若手有望株が日本にやって来る (MLB提供・ゲッティ=共同)  【ニューヨーク21日(日本時間22日)=共同ほか】米大リーグの昨年のドラフト会議でブレーブスから1巡目指名を受けたカーター・スチュワート投手(19)が、プロ野球ソフトバンクと契約合意したと複数の米メディアが報じた。スポーツ専門局ESPN(電子版)によると6年契約で総額700万ドル(約7億7000万円)を上回る条件という。

<< 下に続く >>

 レッドソックス入りした田沢ら、日本のアマチュア選手がプロ野球を経ずに大リーグへ挑戦した例はあるが、逆のケースは異例だ。スチュワートは全体8位と高い評価を受けていた。しかし、入団前の身体検査で手首に問題があるとされ、契約金額で合意せずにフロリダ州の短大に進学。短大の1年目は74回1/3を投げて108奪三振で、6月に行われる今年のドラフトでも上位指名の候補だった。

 関係者によると、進学した時点でブレーブスの優先交渉権が消滅するため、今回の契約に問題はない。現時点で日本野球機構(NPB)などへの抗議もないという。

 代理人を務めるのは、松坂(現中日)のレッドソックス入りの際にも手腕を発揮したスコット・ボラス氏。日本球界入りをちらつかせて条件をつり上げてきた過去があるが、大リーグ公式サイトは「日本行きの取引は一度も合意に至ったことがなかった」と異例の展開を強調した。

 また、ソフトバンク・三笠球団統括本部長は、22日の西武戦(沖縄セルラー)前に「変わりありません」とし、コメントを控えた。

★日米間のルールは

 アマチュア選手の獲得に関し国際的な取り決めはなく、MLBは自由競争の立場。一方、日本はドラフト対象者が指名を拒否し、海外でプレーした場合、NPB球団と一定期間(高校生は3年)契約できない内規をつくることなどで対応してきた。新日本石油ENEOSの田沢がメジャー挑戦を表明するなど、問題が出るたびに、日本はMLB側にルールづくりを求めてきた経緯がある。逆に日本側が有望な若手を獲得した今回の動きが、MLB側のルール策定への機運を高める契機となる可能性がある。

カーター・スチュワート(Carter Stewart)

 1999年11月2日生まれ、19歳。米フロリダ州出身。フロリダ州のオー・ガーリー高を卒業し、昨年6月のドラフト会議でブレーブスから1巡目(全体8位)で指名を受けるも契約合意に至らず、イースタン・フロリダ州短大に進学した。198センチ、91キロ。右投げ右打ち。

PR