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【田尾安志 タイムリーCheck!】勝利呼び込んだ阪神・藤本三塁コーチの好判断

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四回、木浪の適時打で二塁からホームイン。梅野が好走塁でもアシストだ  (セ・リーグ、阪神3-2ヤクルト、10回戦、阪神5勝3敗2分、21日、甲子園)結果的に決勝点となったのは四回の木浪の右前適時打だが、この1点は藤本三塁コーチの好判断によって挙げたといってもいい。記録になることはないが、藤本コーチに打点1をあげたいくらいだ。

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 1死一、二塁からの右前打。ライナー性で二塁走者・梅野は決していいスタートを切れていなかった。事実、右翼・雄平が打球を処理した瞬間、梅野は三塁に達していない。

 ベースコーチは二塁走者が三塁に未到達ならストップがセオリー。あえてGOサインを出したのは、事前に状況を正確に把握していたからこそ。まず雄平の守備位置がそれほど前ではなかった。さらに次打者は投手の青柳で、「次の次」の1番・近本も原の内角攻めに苦しみ、大きな期待をできる状態ではなかった。ならば勝負を賭けるしかない。決して間違っていない。

 この決断ができる背景には、矢野野球のコーチへの浸透が推察できる。積極的に勝負をしたのなら、失敗は責めない。みんなが思い切れる土壌ができつつある。阪神は藤本コーチがそれを実践して、貴重な1勝を手にした。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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