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13度目の逆転イーグルス!6年目の苦労人・今野がプロ初勝利

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プロ初勝利を挙げた今野(右)と、ねぎらう平石監督。“逆転を呼ぶ中継ぎ”だ  (パ・リーグ、ロッテ4-6楽天、8回戦、ロッテ5勝3敗、18日、ゾゾマリン)楽天が18日、ロッテ8回戦(ZOZOマリン)に6-4で勝利。連敗を2で止め、勝率を再び5割に戻した。五回終了時の0-4からひっくり返し、両リーグ最多の今季13度目の逆転勝ち。六回から2番手で登板した6年目右腕の今野龍太投手(24)が、2回無安打無失点の好投で逆転劇を呼び込み、プロ初勝利を挙げた。

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 もはや“お家芸”だ。楽天は序盤3イニングで4点を失っても、動じない。今季20勝目は、13度目の逆転勝ち。敵地・千葉に詰めかけたファンも、大盛り上がりだ。

 「本当に苦しい中で、よく粘ってくれた」と平石監督。1-4で迎えた八回に3番・浅村が左翼席中段へ10号同点2ラン。続く4番・島内の4号ソロでひっくり返した。劇的な白星をつかんだ試合で、指揮官が真っ先にたたえたのは、2軍監督時代から成長を見守ってきた苦労人だった。

 「今野が本当にナイスピッチングをしてくれて、いい流れを呼んでくれた」。六回から2番手で登板した今野が、2回を無安打無失点の好投。交代直後に味方が逆転し、6年目でプロ初勝利を手にした。

 「一人一人抑えることだけを意識した。想像もしていなかったけど、終わった瞬間は本当にうれしかった」と今野。2014年に宮城・岩出山高からドラフト9位で地元球団に入団した無名の右腕。1年目から5試合に登板したが、15年に右膝半月板の手術を受け、育成契約となった。

 17年から再び支配下契約に。それまで直球で押すスタイルだったが、変化球でかわす引き出しも習得した。「どこまで戻るのかわからなかったけど、支配下に戻ることを目標に、あのときしっかり頑張ってよかった」と喜びをかみしめた。

 入団当時の監督だった星野仙一・元球団副会長は、自身の才能を見込んでくれていた。昨年1月4日に70歳で他界し、今は天国にいる星野氏にも成長した姿を見せた。

 今野は15日の今季初登板でも五回から3回を無失点で、8点差をひっくり返す大逆転勝利を呼んだ。11日に24歳になった右腕が再び呼び起こした逆転劇で、楽天は連敗を2でストップ。勝率を再び5割に戻し、混パの中心に踏みとどまった。(浜浦日向)

★楽天・最近の大逆転勝利VTR

 ◆5月8日(ソフトバンク戦、楽天生命パーク) 四回までに最大7点をリードされたが、その裏にブラッシュが2ラン。5-7の九回には1死から4連打で1点差に迫り、続く新人・辰己の2点二塁打でサヨナラ勝利を収めた。

 ◆同15日(日本ハム戦、同) 四回までに最大8点差をつけられながら、ブラッシュがその裏に満塁弾。浅村も九回に同点ソロを放つなど一発攻勢で延長戦へ。8-8の十一回、ウィーラーの浅い右飛で三走・藤田が捕手のタッチをかいくぐって生還。犠飛となり、サヨナラ勝ち。

データBOX

 楽天の今季逆転勝ちは両リーグ最多の13度目。4点差以上からの逆転勝ちは今月8日のソフトバンク戦(7点差)、同15日の日本ハム戦(8点差=球団記録)に次いで3度目。シーズン3度記録したのは2017年(4度)以来2年ぶり。月間3度は球団史上初で、13年のソフトバンク(9月)以来6年ぶり。

今野 龍太(こんの・りゅうた)

 1995(平成7)年5月11日生まれ、24歳。宮城県出身。岩出山高から2014年ドラフト9位で楽天入団。同年8月にプロ初登板。右膝半月板の手術を受けて16年に育成選手となったが、17年に支配下選手に復帰。今季成績は2試合に登板、1勝0敗、防御率0・00。通算成績は13試合に登板、1勝0敗、防御率5・95(18日現在)。178センチ、70キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸550万円。背番号98。

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