ヤクルト、走塁改革実った神の手V生還!首位巨人に最接近0・5差 - SANSPO.COM(サンスポ)

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ヤクルト、走塁改革実った神の手V生還!首位巨人に最接近0・5差

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セーフだ! 確信した西浦は体全体でアピールした  (セ・リーグ、中日4-8ヤクルト、8回戦、ヤクルト5勝3敗、4日、ナゴヤD)ヤクルトは4日、中日8回戦(ナゴヤドーム)に8-4で勝って2連勝。1-1の五回、1死二、三塁で三走の西浦直亨内野手(28)が遊撃へのゴロの間に間一髪の好スライディングで生還し、勝ち越しに成功した。2月の沖縄・浦添キャンプから取り組んできた練習の成果を発揮し、この回の大量7得点につなげる好走塁。チームは首位・巨人に0・5ゲーム差とした。

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 ホームへ一直線…ではなく、向かって右側から回り込んだ。太田の遊撃へのゴロで突っ込んだ三走・西浦は、スライディングして巧みに捕手のタッチをかいくぐると、体をひねって右手でベースの“下端部”にタッチ。『神の手』で、勝ち越し点をもぎ取った。

 「キャンプで練習してきたので。捕手の動きを見て、どっち(右手か左手か)でいくか判断しました」

 両手を広げ、セーフを確信していた西浦は、胸を張って振り返った。1-1の五回、1死二、三塁で中日の内野は前進守備。ゴロは遊撃・京田の正面へ飛んだが、「ゴロゴー(ゴロなら行け)」のサインが出ていた西浦は果敢に本塁を狙った。河田外野守備走塁コーチは「やっと出してくれた。土橋(内野守備走塁)コーチと『できるまでやりましょう』と(キャンプで)話していた。左手でいったらアウトだった」としてやったりの笑顔。チーム全体で培ってきた走塁技術だった。

 2月の沖縄・浦添キャンプでは、ベテランでも例外なく、連日の走塁練習に励んだ。本塁へのスライディング練習では、砂の入ったカップをベースに2つ置き、それを倒さないようにしながら、右手でベースの端を触る練習に取り組んできた。

 西浦の好走塁の後には上田がセーフティースクイズを決めるなどして追加点。この回6安打を集中し、打者12人で一挙7得点だ。西浦はこの回だけで2安打2打点と、バットでも貢献した。

 2連勝で首位・巨人に0・5ゲーム差と迫った。小川監督は「いい攻撃でしたね。西浦の走塁が大きかった。スタートもよかった」と目尻を下げた。坂口、バレンティンが故障で不在でも、燕打線は多彩なパターンで得点を重ねる。 (横山尚杜)

西浦が生還する遊撃へのゴロ(記録は野選)を打ったヤクルト・太田「とにかくなんでも当てようと思っていた。直(西浦)さんがいい走塁をしてくれました」

西浦の走塁についてヤクルト・宮本ヘッドコーチ「アウトかセーフで全然違う場面だった。大きかった」

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