ソフトB、延長十二回サヨナラ!令和初のパ首位攻防劇的勝ち越し - SANSPO.COM(サンスポ)

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ソフトB、延長十二回サヨナラ!令和初のパ首位攻防劇的勝ち越し

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デスパイネ(手前)がサヨナラ打を放った瞬間、ベンチを飛び出すソフトバンクナイン(撮影・村本聡)  (パ・リーグ、ソフトバンク12x-11楽天=延長十二回、6回戦、ソフトバンク4勝2敗、3日、ヤフオクD)数分先が読めない今季最長4時間55分の戦い。一度も場内の熱気は冷めなかった。令和最初の首位攻防3連戦をソフトバンクが勝ち越した。12-11の熱闘の火つけ役は「熱男」。サヨナラ打のデスパイネに最後まで抱きついていた松田宣が、助っ人と一緒にお立ち台に上がった。

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 「全員が試合に出るような試合で勝てたのは大きい。本当に、チーム全員で勝ったと思います」

 延長十二回1死満塁、助っ人が中前に運んだ今季最多17本目の安打で決着。乱打戦のゴングは松田が鳴らした。一回2死二、三塁で初球を左中間へ先制6号3ラン。史上63人目の通算250本塁打を鷹の“令和1号”で飾った。通算1500安打、1500試合出場も達成した14年目の今季、また金字塔を刻んだ。

 打った直後にベンチに向かって雄叫びをあげ、1-0勝利の翌日の初回に打線を鼓舞。工藤監督が「チームが『よしっ』となった。あの3ランがあったからこそ、追いつくこともひっくり返すこともできた」とたたえた男は、四回にもデスパイネに続く2者連続で左越えの7号ソロ。逆転されて再逆転、追いつかれて追いつくシーソーゲームの中で今季初の2発、4打点が光った。

 「250本に、狙った本塁打は一本もない。体も大きくないし、中距離打者。でも、強くたたけば本塁打になるという練習をしてきた」

 積み重ねは体作りや体調管理も同じだ。「トレーニングもロングティー(日課の早出)も毎日できている」。昨季終了後は、まずメディカルチェックから出発した。関節や筋肉の可動域、視力など体の隅々まで調べ、何も衰えがなかった。故障者続出に悩むチームで、2015年から全試合出場を続ける35歳は約束した。

 「けが人が多いけど、僕は痛いところがない。パワフルに、元気に頑張ります」

 最少得点で勝ち、最多失点でも勝って首位を守った。多数の主力を欠く若いチームの底力の源は不死身のムードメーカーだ。 (安藤理)

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