SANSPO.COM for mobile

試合
速報

WBC連覇立役者・イチロー待望論!東京五輪でも侍ジャパン救って

更新

会見するマリナーズ・イチロー=東京ドームホテル(撮影・荒木孝雄)  日米で大きな金字塔を打ち立てた米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(45)。野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では大リーガーとして2006、09年に出場し、日本の2連覇に大きく貢献した。国際経験豊かな安打製造機に対し、日本の球界関係者の間では金メダルを目指す20年東京五輪へのサポートを求める声がある。

<< 下に続く >>

 21日のアスレチックス戦を最後に、現役引退を発表したイチロー。気になるのは今後だが、2020年東京五輪金メダルへのサポートを望む声が球界の一部で上がっている。

 侍ジャパンの指揮を執るのは稲葉監督。同じ愛知県出身で、少年時代に同じバッティングセンターに通った仲だ。イチローより1歳上の稲葉監督は17年WBCで日本の打撃コーチを務め、米国投手の攻略法をメールで相談したことがあるという。

 昨年5月に行われた東京五輪の応援イベントに参加した際には「イチロー選手にはどんどん聞いていきたい」と助言を求める考えを示唆。さらに「願望を押しつけるわけにもいかない」とした上で協力に期待していた。

 イチローの日の丸への思いも強い。06年に開催されたWBCで、日本は優勝候補の米国と2次リーグ初戦で激突。イチローは一回に先頭で打席に入り、前年に大リーグで最多奪三振を記録した右腕・ピービから本塁打を放った。「日本の野球選手が憧れ続けたメジャーの選手とついに戦う日がきた」との思いを胸にバットを振り抜いた。

 一方、3年後のWBCでは極度の不振に陥った。負ければ敗退となるキューバとの大事な試合ではバントを試みて失敗。「ほぼ折れかけていた心がさらに折れた」と口にした。それでも、韓国との決勝では同点の延長十回、中前へ勝ち越し適時打。2連覇達成の立役者となり「持っていますね。神が降りてきました」と自画自賛した。

 世界一をかけた国際試合で酸いも甘いも経験したイチロー。東京五輪で金メダルを目指す日本の臨時コーチなどに就任してサポート役に回れば、大きな力となりそうだ。

稲葉篤紀・日本代表監督「今回の決断には正直驚いているが、イチ君のことなので、さまざまなことをさまざまな角度から考え、私たちには想像もつかないほどの思いと戦い、今回の決断に至ったと思う。野球を愛し、野球に愛された男の今後に誰もが期待を抱いていると思うが、この先もイチ君らしくイチ君の人生を歩んでほしい」

PR