阪神・矢野監督、キーマン指名!3番糸井の前の2番はD1・近本「固定」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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阪神・矢野監督、キーマン指名!3番糸井の前の2番はD1・近本「固定」

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矢野監督は2番打者を最重要視。適任者には近本を指名した  矢野野球のキモは2番打者! 阪神・矢野燿大監督(50)が18日、シーズンに向けて打線の青写真を語った。鍵は2番で、ドラフト1位・近本光司外野手(24)=大阪ガス=を当確とし、3番・糸井嘉男外野手(37)の前に走者がいるシチュエーションを作る役割を期待。チームはこの日、甲子園で投手指名練習を行ってから、19日のDeNA戦に備えて横浜入りした。

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 いよいよ開幕前、最後のオープン戦6連戦が始まる。29日の開幕ヤクルト戦(京セラ)をにらんで、矢野監督の標榜する野球も明確となった。19日のDeNA戦に備えて横浜入りする前に“キモは2番”と明かした。

 「俺がしたい、目指す野球というか。それには2番を大事に思っている部分があって、そこが決まれば誰がどう動いても(いい)。2番をある程度、固定している方が、俺的には考えやすい」

 一回からビッグイニングを作るため、2番に強打者を置くのが近年のトレンド。だが、将が思い描く2番は違う。「(糸井)嘉男の前にランナーを置いているっていうのが、キャッチャーとしては嫌なわけ」。表明済みの3番・糸井の前に置くのは、あくまでもチャンスメーカー。お眼鏡にかなった選手も、いた。

 「現状、固定できるかなって見えてきているのは、近本の2番。俺の中ではそう思っている」

 宜野座での春季キャンプ中から「2番・近本」と理想像を描いてきた。大砲がそろう打線ではない。だから、足攻ができる選手を入れたい。足が速いから併殺の可能性が低い。盗塁を警戒させて相手バッテリーを揺さぶることもできる。元捕手目線で見れば一番、嫌な打者。さらに小技ができれば…。そんな願いにルーキーが応えた。

 3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)からスタメン2番に固定すると、ここまで打率・300。盗塁も5つ決めた。前日17日の西武戦(甲子園)では三回無死一、二塁で絶妙なセーフティーバント。心は決まった。近本本人も「監督の考える理想像に少しでも近づけるように」と話し、1年目ながら将の求める仕事を理解している。

 23日から高校野球が始まるため、この日の投手指名練習で、チームは甲子園としばしのお別れ。阪神の新人が開幕スタメンに名を連ねれば、2016年の高山以来8人目。金本政権1年目で抜てきされた高山は新人王に輝く活躍をみせた。矢野監督の1年目も、ドライチが孝行息子となる。 (大石豊佳)

★昨年固定できず

 金本監督が指揮を執った昨季の開幕2番は鳥谷。上本、西岡との併用でスタートしたが、チーム全体を覆った打撃不振で固定できなかった。4月下旬からは植田が務め、5月には糸原とともに1、2番に座る形ができた時期もあった。最多48試合を務めた北條になったのは、リーグ戦再開の6月下旬。北條は犠打は「4」と少なかったものの打率・317(出塁率・371)と好調なバットでチャンスメークした。

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