【球界ここだけの話(1568)】原巨人はサバイバル期間を延長、若手台頭でうれしい誤算 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1568)】原巨人はサバイバル期間を延長、若手台頭でうれしい誤算

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巨人・岡本  3月29日の開幕を前に、1軍争いが佳境を迎えている。巨人は今季、原辰徳監督(60)が3度目の監督に就任。指揮官はキャンプ序盤から実戦を組み込み、若手の状態の把握に努めてきた。当初の予定では“サバイバル”を3月14日までの福岡遠征で一区切りとしてきたが、「まだ継続しそう」と延長を明言。若手の台頭で競争が激化しており、うれしい誤算といえそうだ。

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 原監督は24歳の吉川尚、22歳の岡本をそれぞれ1、4番で起用することをすでに明言。さらに田中俊、山本、石川ら1993年生まれ世代の25歳もメンバー入りをうかがう情勢だ。新外国人のビヤヌエバ(前パドレス)の状態次第では、三塁は田中俊の開幕スタメンの可能性も出てきた。

 投手ではやはり25歳の今村が開幕ローテーション入りを争い、同い年の桜井も救援として存在感を増している。D1位・高橋(八戸学院大)もローテ候補に残り、29人連続アウトを達成した20歳左腕の大江は勝利の方程式入りを果たしそうな勢い。世代交代の波は着実に押し寄せている。

 捕手では2年目の大城が成長株だ。小林や西武からFA移籍した炭谷らが高い壁として立ちはだかるが、大城はオープン戦8試合で17打数7安打(・353)、1本塁打と得意のバットで結果を残す。球団首脳は「誰が正捕手になってもおかしくない」と目を細める。

 課題だった守備でも進化を見せる。オープン戦では盗塁を7度中4度阻止。16日のヤクルト戦(神宮)で塩見に3盗塁を許して数字上は成績を落としたが、昨秋から相川バッテリーコーチと取り組んだ練習の成果が出始めている。同コーチは「(送球の際に)頭が突っ込みがちで力が伝わっていなかった。しっかりと右足に体重を乗せてから投げる練習を繰り返した。結果が出ているのはたまたまじゃない」と説明。ダークホースとして存在感が増している。

 若手の台頭は戦力の底上げになるだけでなく、チームに勢いを与える。5年ぶりのV奪回へ、フレッシュなパワーが鍵を握っている。(伊藤昇)

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