阪神弟、大学生に1-0で視察の矢野監督が喝!いい打撃内容見せて - SANSPO.COM(サンスポ)

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阪神弟、大学生に1-0で視察の矢野監督が喝!いい打撃内容見せて

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大西(手前)の前に内野ゴロに倒れる中谷。アピールが必要な若虎たちが沈黙した(撮影・山田喜貴)  (練習試合、阪神1-0大商大、15日、鳴尾浜)若手のアピール、モノ足りない-。阪神・矢野燿大監督(50)は15日、甲子園での1軍練習後に2軍の大商大との練習試合(鳴尾浜)を視察。1軍生き残りを目指す若手野手に熱視線を送ったが、今秋のドラフト候補右腕、大西広樹投手(21)に5回2安打0封の快投を許すなど、1-0の薄氷勝利。「もうちょっと、いい内容のバッティングを見たかった」と不満を漏らした。

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 相手がドラフト候補でも関係ない。秋の話は秋にすればいい。“この春”の戦いがまだ続いているからこそ、矢野監督は凡打を繰り返す若虎の姿が寂しかった。1軍生き残り、開幕レギュラーを目指す身ならば「内容」を見せてほしかった。

 「最初の投手(大商大・大西)は変化球を結構うまく投げるし、コントロールも良かった。簡単に初めての対戦でボンボン打てるかっていうと、まあ(難しさは)あるかもしれないけど。対応というか内容がね。もうちょっと、いい内容のバッティングを見たかったなっていうのはあるよね」

 メッセンジャーの調整ぶりだけを視察しに来たワケではなかった。1軍から板山、中谷、北條、伊藤隼、そして梅野もスタメン出場させた。つい先日まで1軍にいた江越、陽川もいた。開幕1軍を目指したい、1打席も無駄にできないメンバーの食らいつく姿を見に来たはずだったが…。結果も中身も真逆だった。

 好投手の大西に、スライダーやフォークをコーナーに集められ、五回まで2安打で無得点。それも島田の内野安打2本で、外野まで飛んだのは板山の右飛のみだった。大西降板後の八回1死から、江越が左越えソロを放ち1-0で辛くも勝利したが、寂しすぎだ。

 16日の西武戦(甲子園)から糸井が初出場するなどフルメンバーがそろい、若手のチャンスはグッと減る。矢野監督は前日14日に「1打席1打席が勝負だったり評価だったりになってくる」と話したばかり。舞台は鳴尾浜、相手は大学生でも、間違いなくアピールにはつながったはずだが、予想外に静かな一戦となってしまった。

 「江越が一発で仕留めたっていうのはいいバッティングだと思うし、そういうのは続けていかないかんし」

 ベストメンバーがオープン戦に出そろっても、これでは何も安心できない。突き上げと、競争の激化が、矢野監督にはまだまだモノ足りない。 (長友孝輔)

★最下位脱出ある

 勝てば最下位脱出の可能性もある16日からの西武2連戦は、開幕前、甲子園での最後の試合。昨年は球団史上ワーストを更新する39敗(21勝2分け)を喫した本拠地だが、矢野監督は気にも留めない。「俺らは今年は今年。チームとして反省はもちろんしていかないとダメだけど、そんなことを考えて戦っていく必要はない。優勝できるような準備をしてくだけだから。それは俺らに関係ない」。今年はここまで甲子園で1敗1分け。すっきり勝って4月9日のDeNA戦からの本拠地開幕に備えたいところだが、指揮官はもっと先を見すえている。

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