【球界ここだけの話(1564)】DeNA・筒香がみせた大迫力の打撃 綾部「滞空時間がえぐい」 - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1564)】DeNA・筒香がみせた大迫力の打撃 綾部「滞空時間がえぐい」

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打撃練習をするDeNA・筒香嘉智  左ふくらはぎの張りで戦列を離れていたDeNA・筒香嘉智外野手(27)が、1軍合流直前にとてつもない打撃を披露した。

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 12、14日のベイスターズ球場。1軍が静岡遠征中、2軍もビジターでの試合で“本隊”が不在。さらに平日の昼間とあってファンも20-30人程度と、どこか閑散としていた練習場が突如、筒香劇場と化した。

 12日。関根、D5位・益子(青藍泰斗高)と3人1組で臨んだフリー打撃。まずは軽めに19スイングして“本能”を目覚めさせると、そこから豪快弾を連発した。両翼94メートルの外野フェンスの後方にある、高さ20メートルほどの防護ネットに次々と打球を突き刺した。

 納得のいかない打球には「全然、ボールが飛ばん」とつぶやきつつも、ひたすら振る。関根、益子の持ち時間終了後も居残りで打ち続け、計99スイングで27本の柵越えを放つと「だいぶいい感じです」と納得の表情をみせた。

 打撃前にはブルペンで投球練習中のD1位・上茶谷(東洋大)の姿を見つけると、おもむろに打席に立った。試合同様の鋭い眼光で15球の目慣らし。バットを振らずしても、即戦力右腕を「オーラがすごい。打たれるコースにボールが吸い込まれていく感覚。本塁打を打たれるイメージがわきました」と圧倒した。

 14日。昨季チーム最多の11勝を挙げて新人王となった東とのシート打撃での初対決が実現した。東が左肘違和感で戦列を離れており、この日が今季初めて打者に投げたということもあってピークとはほど遠い状態ではあったが、5打席のガチンコ勝負は筒香が右越え本塁打を含む、3打数2安打、2四球で完勝した。

 本塁打は直球をとらえたもので高い放物戦を描いてネット中部を直撃。見守っていた4年目右腕、綾部は「滞空時間がえぐい。(着弾まで)6秒くらいあった」と驚きの表情をみせた。東も「5カ月ぶりに打者に投げたけど、その相手が筒香さんなんて…」と苦笑い。「雰囲気がすごいです。相手投手の気持ちが分かった。かみちゃ(上茶谷の愛称)のコメント通りで、どこに投げても打たれる気がしました」と笑うしかなかった。

 筒香はシート打撃後にもフリー打撃を行い75スイングで21本の柵越えを放った。13日は室内練習場となったが「この3日間、かなり打ち込みました」と充実感をにじませた。静かなベイスターズ球場は主砲のド迫力に支配されていた。(湯浅大)

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