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【八木裕 神眼スコープ】打者は「超積極的」でも準備不足

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2回、併殺打に倒れる阪神・中谷=甲子園球場(撮影・松永渉平)  (オープン戦、阪神1-3巨人、10日、甲子園)寒く、雨も降る悪コンディションではあったが寂しい内容の攻撃が続いている。アピールすべき選手がアピールできていない。矢野監督は「超積極的」を掲げ、打者はファーストストライクから思い切り振ることを目指している。問題は、その準備が出来ているのか。内容を見ている限り、準備不足に感じる。

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 初球のボール球を打ったり、力ないポップフライ、詰まったゴロだったりが目につく。打者は相手バッテリーの考え方との勝負でもある。自分は相手にどう思われているのか、得意な球種はなにか、という駆け引き。その準備をちゃんとしているのか。

 もうひとつ。試合になれば変化球が増えるが、「反応」の練習はしているのだろうか。打者はタイミングをとりながら、球種を判断して、球種に合わせた打ち方をする。自分の一番良いスイングが理想だが、実戦の打席ではほとんど出来ない。打ち方の練習はしているが「反応」の練習が少ないと感じる。打撃投手に直球と変化球を交互に投げてもらったり、最後の10球はミックスしてもらったり。やり方はある。

 昨年は打てずに最下位に終わった。打線で勢いをつけることが不可欠だ。オープン戦である程度、活発な攻撃を見せてシーズンに入りたいところだが、現状そこまでいっていない。ルーキーが一番打っていて、何年もプロでやっている選手が打てないのはなぜか。方法論、考え方をもう一度、見直す必要があるのではないか。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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