【球界ここだけの話(1558)】まだ見えないソフトバンクの開幕オーダー - SANSPO.COM(サンスポ)

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【球界ここだけの話(1558)】まだ見えないソフトバンクの開幕オーダー

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ファンとタッチしながら歩くソフトバンク・内川聖一   台頭を狙う若手の生き残りが注目されがちなこの時期だが、ソフトバンクはベテランの活発さが目立つ。内川聖一内野手(36)はオープン戦の打率・364(8日現在)と好調。デーゲームの試合後は打ち込みやトレーニングを敢行し、休日も球場を訪れていた。

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 「しっかり練習はできている。何をすべきかみえているし、やりたいことはできていると思う」

 元気な要因は「分からない」と答えたが、昨年12月はハワイで早めに始動した。「ゆっくり考える時間も作れたからかな」。心も体も迷いなく過ごせているようだ。春季キャンプでは居残りで練習を行う姿が目立った。それはもう一人のベテラン野手も同じ。松田宣浩内野手(35)は疲労がたまるはずの2月下旬も積極的に特守に顔を出し、さらに残って特打に臨む様子が印象に残った。

 「(1月上旬の)グアムからしっかり動けているから。まだまだ若く熱く、いけると思う」

 こちらも3日の阪神戦(ヤフオクドーム)で満塁弾を放って好スタートを切った。王貞治球団会長(78)も「今年にかける思いが出ているよね。あの年齢の選手は必死だよね」と2人の動きに注目していた。

 外国人に目を向ければ、ジュリスベル・グラシアル内野手(33)だ。「即帰宅」という助っ人のイメージとは真逆で、球場を去るのは試合終了から2~3時間後。「トレーニングも打ち込みも両方だよ」。付き合うスタッフが「勘弁してほしいですね」と苦笑いする練習の虫。加えて、7日に合流したアルフレド・デスパイネ外野手(32)も「時差ボケだけだね」とキューバを発つ前日までしっかり練習を積んでいたようだ。

 申し分ない実績と精力的な動き。それでも昨年のポストシーズンと同じ構想であれば、外国人枠の兼ね合いもあるが、4人のうち1人は先発から外れる。その競争について、本人たちも首脳陣もあまり口には出さない。口に出すまでもない自覚の勝負だ。残り20日。いい意味で開幕オーダー、特に中軸の並びがみえない。(安藤理)

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