【球界ここだけの話(1554)】「レオとライナが来ない…」西武・辻監督、ファンサービスに頭を悩ます - SANSPO.COM(サンスポ)

試合
速報

【球界ここだけの話(1554)】「レオとライナが来ない…」西武・辻監督、ファンサービスに頭を悩ます

更新

西武・辻発彦監督   「きょうは、佐藤がたくさんテレビに出てたな」。宮崎遠征中の2月28日、練習を見守る西武・辻発彦監督(60)が、前日27日の練習試合(対ソフトバンク)で先制打を含む2安打3打点と躍動したドラフト7位の佐藤龍世内野手(22)=富士大=について、うれしそうに話していた。

<< 下に続く >>

 だが、ふと何かを思い出したかのように「そういえばさ…」と切り出した。話題は2日後に控えていた指揮官の地元・佐賀でのオープン戦についてだった。「レオとライナが来ないらしいんだよ。いたら子どもも喜ぶのに残念だよな…」と、マスコットキャラクターのレオ&ライナが不在であることを嘆いた。その場で球団関係者が連絡を取り“招集”に動いたが、日にちもなく実現することはできなかった。

 当日は内海vs長野の元G戦士対決に沸き、佐賀市出身の西武・山田が打席に立てば、割れんばかりの拍手が起きた。それ以外も普段、プロ野球が見られない土地柄、一球一打への歓声は首都圏で聞くそれよりも大きいように感じた。

 前日1日には「2019年埼玉西武ライオンズファンクラブ」の会員数が開幕前に初めて10万人を突破したことが発表された。昨季も前年比112%の10万4653人で、08年の制度変更以降では最多だったという。西武は昨季10年ぶりの優勝を果たした上に秋山、山川、森ら個性的かつ魅力的な選手が多い。それでも、昨季の観客動員数は176万3174人(1試合平均2万4833人)で12球団9位にとどまっている。

 今夏には長年、老朽化が叫ばれていた若獅子寮、室内練習場が完成予定。ハード面は2021年までに充実の一途を辿る。辻監督は「記者さんたちはフラットな視点で見られると思う。何かいいファンサービスがあったら聞かせてな」と言って練習の輪に戻っていった。グラウンド外にまで気を配る指揮官の思いに、少しでも力になれたらと考えさせられた。(花里雄太)

PR